COP26で石炭削減合意、発電の3割担う日本に重い課題
第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の合意文書に石炭火力発電所の段階的な削減の方向性が明記され、国際公約となった。電気の3割を石炭火力に頼る日本は古くて効率の悪い発電所を減らすが、2030年度も電気の2割弱をまかなう計画だ。50年に排出量の実質ゼロを掲げており、削減のペースをあげていくといった計画の策定が求められる。代替電源の確保は容易ではない。
最大の焦点だった石炭火力発電の...
世界の温暖化対策を議論する第29回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)が11月11~22日にアゼルバイジャンのバクーで開かれます。直前に実施される米大統領選挙の結果も脱炭素の機運に大きく影響します。最新のニュースと解説をお届けします。
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