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はじめての著書出版の御案内

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いつもこのブログにアクセス頂きありがとうございます。

今年の新年のご挨拶で少し触れておきましたが、私がこのブログで書いてきた記事の一部を1冊の本に書きまとめ、4月1日から大型書店などで販売が開始されることになりました。もちろんアマゾンや楽天などのネットショップでも購入することが可能です。

しばやん

タイトル:『大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか』
著者:しばやん
出版社:文芸社
価格:1500円+消費税
302ページ

アマゾンとセブンネットショッピングではさっそく予約販売が開始されました。

鉄砲伝来から約百年間のわが国の歴史を、当時の記録などをもとにまとめたのがこの本ですが、少しだけ内容を紹介させていただきます。

15世紀以降スペインやポルトガルは、キリスト教布教と一体化した世界征服事業を展開し、アフリカ、中南米、インド、東南アジアの多くの国々を植民地として勢力を拡大していきました。当時の宣教師の記録を確認すれば、わが国も征服の対象であったことがわかります。

当時わが国にいたイエズス会のルイス・フロイスの記録には、宣教師たちの教唆によって多くの寺社や仏像が焼かれ、多くの日本人が海外に奴隷として売られていったことが詳細に書かれています。
またキリシタン大名大村純忠や有馬晴信の寄進により、長崎の土地が相次いでイエズス会の所有となり、イエズス会東インド管区の巡察師ヴァリニヤーノは長崎を軍事拠点化する指令を出しています。
1590年のイエズス会宣教師オルガンティーノの書簡によると「火縄銃や弾薬、その他の武器で有馬の要塞の防御工事を行ない、有馬にはいくつかの砲門があった」とありますので、長崎の軍事要塞化は進行していました。

スペインやポルトガルがわが国を植民地化するための布石は着々と打たれていったのですが、わが国はいかにしてその動きを止めることができたのか、それが今回出版した本のテーマです。

稚拙な文章力で読みにくいところが多々あるかもしれませんが、このブログの読者の方、この時代に興味のある方、一般的な歴史叙述に少しでも疑問をお持ちの方は、是非この本をお買い求め頂き、われわれの先人たちが国を守るために知恵を絞り、西洋諸国と渡り合った史実に、思いを馳せていただければ幸甚です。



楽天ブックスはまだ予約ができないようです。



ブックファンプレミアム(Yahoo! ショッピング)予約できます
https://store.shopping.yahoo.co.jp/bookfan/bk-4286201937.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title_blbl

セブンネット(予約できます)
大航海時代にわが国が西洋の植民地にならなかったのはなぜか

店頭で購入できる書店のリストが入手できましたら、また案内させていただきます。

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15Comments

つねまる  

おめでとうございます!!

しばやん様、おめでとうございます!

すごいなぁ、書店にも並ぶなんて!
では早速これから密林へ。

次は神仏分離を拝読したいですが、いろいろ難しいのかなぁ…。

2019/03/17 (Sun) 23:19 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: おめでとうございます!!

つねまるさん、ありがとうございます。

読者の方からのリクエストもありましたが、私の母や親戚からの催促もありました。
テーマは神仏分離(廃仏毀釈)も考えましたが、文芸社がこちらの方がおもしろそうだということで決まりました。

初刷りの本を母に読んでもらいましたが、読後感激して涙声の電話がかかってきました。良い親孝行が出来ました。

この本が余程売れたら、次作もチャレンジしたいと思います。

2019/03/18 (Mon) 08:27 | EDIT | REPLY |   

Shanti  

書籍化おめでとうございます

いつも拝見してます!
ここで紹介して貰った本もたくさん購入してます。
手元に届くのを楽しみにしてます!

2019/03/18 (Mon) 16:46 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: 書籍化おめでとうございます

Shantiさん、ありがとうございます。とても励みになります。

自分一人でノートに書きと止めるような勉強では、ここまで詳しく調べることはなかったと思います。
ブログを通して、多くの読者からいろいろな刺激を受けたことによって、探求心が湧いたことが大きかったのだと思います。
その意味で、自分が本が書けたことや、この年になっていろいろ勉強させていただいてるのは、読者の皆さんのお蔭と感謝しています。

これからも、時々覗いて見て下さい。


2019/03/18 (Mon) 22:18 | EDIT | REPLY |   

京一朗  

おめでとうございます!

しばやんさん
書籍の出版おめでとうございます。

いつも、その博覧強記振りに凄いなぁ、と思っていますがブログ以外でこうして他の方にも広がるなんて素晴らしいですね。

これほど内容の濃く且つずっとブログを続けてこられたことに素直に尊敬と感服です。

エンタメ系のおもしろブログはいっぱいありますが、為になる人文系のブログは少ないと思います。

「ブログ界の磯田道史さん」 笑。これからもイイ記事をたくさん書いて頑張ってくださいね。

2019/03/19 (Tue) 08:21 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: おめでとうございます!

京一朗さん、ありがとうございます。また過分なお言葉をいただき恐縮です。

京一朗さんのブログもすごいですね。図面からあんなリアルな画像をハイペースで造っておられるのに驚いています。
短歌もされるのですね。私はそちらの方はセンスがないので、ただ感心するばかりです。写真も作品のイメージに合ってとても良いです。

ホームページを作る能力がないので、出来合いのブログサービスからスタートしましたが、そのことで多くの読者と交流が出来て結果的に良かったと思っています。ホームページだったら、アクセスが伸びずに、途中でやめていたような気がしています。

日本史のネタがいつまで続くかわかりませんが、もう少しがんばる所存です。

これからもよろしくお願いします。

2019/03/19 (Tue) 09:56 | EDIT | REPLY |   

年金生活者  

祝、上梓!

久々に訪問させていただいたところ、単著を上梓されたとのこと。おめでとうございます。早速、AMAZONにて予約しました。続刊を期待します。

2019/03/20 (Wed) 20:11 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: 祝、上梓!

年金生活者さん、ありがとうございます。

読者の方から販売前の予約注文いただけることは、とても嬉しいですし、励みになります。

昨年の夏ごろから、原稿を纏めるのと、ブログの新しい記事を準備するのとで、毎日苦労の連続でしたが、皆さんから暖かい言葉をかけて頂き、本当に書いて良かったという気持ちで一杯です。

これからも頑張りますので、時々覗いて見て下さい。





2019/03/20 (Wed) 22:52 | EDIT | REPLY |   

江崎久美子  

おめでとうございます

いつも、お勉強させていただいています。私は、田中吉政を調べているので、その時代の事を歴史の先生に聞いて知り、大変驚きました。先生のおっしゃるには、吉政公は筑後国に入る前の三河国はスペイン系の侵略地で、九州では場所的にはポルトガル系の侵略地で、家康から中立の彼を筑後に入れた理由ではなかったかと。教会に寄進したりしたのも、内に入れて様子を観察したのではなかったかと。秀吉の一番近くにいた時期があるので、キリシタンの事はよくわかっていたとの考えを話されました。これからも、頑張ってください。応援しています。

2019/03/24 (Sun) 19:57 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: おめでとうございます

江崎久美子さん、コメントありがとうございます。本格的に田中吉政を研究しておられる方から励ましの言葉を頂き、とてもうれしいです。

三河国がスペイン系の侵略地で、田中吉政が土地を教会に寄進していたという話は初めて聞きました。もしよろしければ、参考になる記録が何処にあるか、URLなどをご教示いただくとありがたいです。フロイス以外の情報源があれば、読んでみたいところです。
秀吉はスペインやポルトガルに侵略の意思があることを理解していたようですが、田中吉政がスペインに関する情報源の一つであったと考えて良いのでしょうか。








2019/03/24 (Sun) 22:00 | EDIT | REPLY |   

神社百景  

本を出されたのですね。
おめでとうございます。
管理人さんならではの綿密な書きぶり、いつも感心して読んでおりました。

2019/03/25 (Mon) 14:32 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: タイトルなし

神社百景さん、コメントありがとうございます。とてもうれしいです。

自分一人で勉強するだけでは、とても本が書けるほどの知識得ることはできなかったと思います。ブログ活動をつうじて多くの読者の方から刺激をいただいて、今日があります。一生懸命読んで頂く読者によって育てて頂き、本が書けたのだと、皆さんに本当に感謝しております。

これからも時々覗いてみて下さい。

2019/03/25 (Mon) 17:50 | EDIT | REPLY |   

江崎久美子  

教会の件

教会の件ですが、1605年柳川での出来事です。その記述は、吉政について書いてある物でしたら年表等で「天主堂の土地を寄進した」とほとんど触れてあります。それや墓の形などで、世間では吉政が入信したと書かれることが多いのですが、どうも違うようですね。

2019/03/25 (Mon) 18:18 | EDIT | REPLY |   

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管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2019/03/25 (Mon) 18:34 | EDIT | REPLY |   
しばやん

しばやん  

Re: 資料として

江崎さん、情報ありがとうございます。

「日本切支丹宗門史」は、私の本棚にあるので1605年の記録を読むと、田中吉政が天主堂用の土地を寄進したことがp.165に確かに書かれています。

紹介いただいたサイトは、結構よく調べて書かれているようですが、参考文献のどこに記されているかを示していただくとありがたいところです。この時代について書くときに参考にさせていただきます。



2019/03/26 (Tue) 15:22 | EDIT | REPLY |   

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