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しばやんの日々

蒋介石はなぜ外国人居留地であった上海で日本軍と戦ったのか~~中国排日6

前回の記事で、1938年にアメリカ人ジャーナリストのフレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズが著した”Behind the News in China” (邦訳『中国の戦争宣伝の内幕』)という本の中から、中国が「排日」に至った背景から「通州事件」に至る部分を紹介した。この「通州事件」は誰が考えても重大事件であり、このように日本人が大量に虐殺されるような事件がなければわが国が戦争に巻き込まれることはなかったと私は考える。この事件に...

プロパガンダでわが国に罪を擦り付け、世界を「反日」に誘導した中国~~中国排日7

前々回から紹介している”Behind the News in China” (邦訳『中国の戦争宣伝の内幕』)の著者であるフレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズはサンフランシスコの新聞社の記者であった頃に東洋からアメリカのチャイナタウンに向かう暗黒街の麻薬ルートの情報を追及していたことがあり、彼によると蒋介石はかつて阿片の最大の取引をしていた実績がある人物だったという。1937年から翌年にかけて、その蒋介石が「排日」活動でアメリ...

「南京大虐殺」の真実を追う~~中国排日8

前回まで3回にわたり、米人ジャーナリストのフレデリック・ヴィンセント・ウィリアムズ”が著した”Behind the News in China” (邦訳『中国の戦争宣伝の内幕』)の内容の一部を紹介してきた。この著書は1938年11月にアメリカで刊行され、とりわけ1936年12月に蒋介石が中国共産党に拉致監禁された西安事件から1938年10月の日本軍による広東攻略までの背景や中国の戦争宣伝についてかなり具体的に描かれている。 私がこのブログで紹介し...

箸蔵寺から高知県唯一の国宝建造物・豊楽寺薬師堂などを訪ねて~~高知方面旅行1

以前このブログで、「こんぴらさん」で有名な香川県の金刀比羅宮は明治の廃仏毀釈以前は象頭山金光院松尾寺という真言宗の寺院であったことを書いた。http://shibayan1954.blog101.fc2.com/blog-entry-69.html 松尾寺の守護神であった「金毘羅大権現」とは、インド仏教の神であり仏教守護の神であるのだが、明治の廃仏毀釈の時に御祭神を大物主神や崇徳天皇へとすり替えられてしまい、金刀比羅宮には「金毘羅大権現」は存在しない...

高知市五台山の名所から、いの町の文化と自然を楽しむドライブ~~高知方面旅行2

ホテルをチェックアウトして、高知市の東にある五台山公園に向かう。 標高146メートルと決して高くない山なのだが、頂上に上ると素晴らしい景色を楽しむことができた。狭い高知港に向かって鏡川、久万川、国分川、下田川など多くの川が流れ込んでいる。山あり川あり都会ありの素晴らしい眺めである。 公園のすぐ近くに四国霊場第三十一番札所の竹林寺がある。 竹林寺は神亀元年(724) 聖武天皇の勅願により創建されたとあり土佐屈指...

仁淀川町の安居渓谷から長州大工の名建築・河嶋山神社を訪ねて~~高知方面旅行3

神秘的な「にこ淵」の景観を楽しんでから、次の目的地である仁淀川町の安居渓谷に向かう。 私が仁淀川町に行ってみたいと思ったのは、今年の春にNHKスペシャルで「仁淀川 青の神秘」という番組が放映されて、日本一の清流である仁淀川に興味をもったからである。 安居渓谷は仁淀川の支流の安居川にある渓谷だが、この渓谷をNHKスペシャルで随分長い間放映していたので絶対に行こうと思っていた。http://www.nhk.or.jp/special/det...

中津渓谷から秋葉神社に向かい、最後に武田勝頼伝説の地を訪ねて~~高知方面旅行4

朝食を摂ってから、すぐ近くの中津渓谷に向かう。この渓谷は高知県立自然公園に指定されている。 渓谷の入り口から遊歩道に入ると、巨岩・奇岩が幾つも連続し、狭い岩の間を通り抜けるようなところがいくつかあったが、よく整備されていて思ったよりも歩きやすかった。 今の季節でも充分美しい渓谷であるが、紅葉の時期は両岸が赤く色づいて、見事な景色になるのだそうだ。15分くらい歩くと雨竜の滝に到着する。この滝はかなり近く...