韓国大統領選を制した「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）氏が4日、新大統領に就任した。保守系から革新（進歩）系へと3年ぶりに政権が代わる。韓国の外交・安全保障政策の変化は、改善に向かっていた日韓関係や東アジアの情勢にどのような影響をもたらすのか。日韓両国の専門家3人に話を聞いた。 「東アジアの力学に変化」　佐橋亮・東大教授 革新（進歩）系である「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）政権が誕…

少子化が止まらない。厚生労働省が4日に発表した2024年の合計特殊出生率は、1.15と9年連続で低下し、過去最低を更新した。国立社会保障・人口問題研究所の岩澤美帆・人口動向研究部部長の研究では、少子化の要因の8割は未婚化によるものだという。2024年の婚姻件数は微増となったが、なお年間50万件を下回る水準が続いている。人々はなぜ結婚しなくなったのか。全6回で識者に聞く。 【関連記事】 「恋人なし」…