韓国首相の弾劾訴追案を可決 副首相が「大統領代行の代行」に

韓国の韓悳洙大統領代行(中央)と崔相穆経済副首相兼企画財政相(その左隣)ら=ソウル市で2024年12月4日、聯合・AP 拡大
韓国の韓悳洙大統領代行(中央)と崔相穆経済副首相兼企画財政相(その左隣)ら=ソウル市で2024年12月4日、聯合・AP

 韓国の国会は27日、野党が提出した韓悳洙(ハン・ドクス)大統領代行(首相)に対する弾劾訴追案を賛成多数で可決した。韓氏は職務停止となり、崔相穆(チェ・サンモク)・経済副首相兼企画財政相が大統領代行と首相を兼ねる見通し。崔氏が「代行の代行」を担う異常事態となる。

 最大野党「共に民主党」が過半数を占める国会は、「非常戒厳」の宣布を違憲として尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾訴追案を14日に可決した。尹氏は職務停止となり、首相の韓氏が大統領代行を兼任していた。

 野党は韓氏についても、憲法裁判所の判事3人の任命を保留したことなどを違憲だと主張し、26日に弾劾案を国会に提出していた。

 憲法裁が今後、韓氏の弾劾訴追の是非を判断し、訴追を妥当と認めれば韓氏は失職する。訴追は不要と判断すれば韓氏は復職する。【ソウル日下部元美】

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