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山は無数!思い立ったが吉日、未だ見ぬ山へ!

金剛山 第920回 (2021.9.4) 

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金剛山 岩井谷の頭にて

10年ぶりの再会、岩井谷の頭

週末や休日になると天気が悪くなるのって何と言う現象でした?
気象コントロールなんてずいぶん昔から余裕でできるみたいで、
不要不急の外出制限を物理的にも行っているとかでしょうか?(^^ゞ

岩井谷の頭、実に10年ぶりである。
あれから10年もの経験や知識や勘、技術の進歩では余裕かと思い
スマホに以前のログを入れてくることもせずに突撃してみたら
思ったほど簡単ではなく、なんせ難路な上に途中雷雨に遭ってボロ雑巾。
何度も心折れそうになって撤退しかけた。
しかしながら自分が10年も行かないうちにYAMAPのとんとんさん
なんと3回も行ってらっしゃるので、ここでくじけるわけにはいかなかった。
技術の進歩といえば当時のスマホはiPhone4sの時代。
地形図で現在地を確認するのはまだまだGARMINのGPS専用機が主力だった。
みちびき衛星も無ければグロナス衛星も無しという精度だった。
とにかく藪、ブッシュで思うようなルート取りでアプローチできない。
途中、谷へ下りてへつりかけてるときにゲリラ雷雨が到達。
たまたま電波がつながったので雨雲の動きを確認できたおかげで
雷の側撃を受けそうな高い立木から4m以上離れて約30分間停滞。
雷雨が通りすぎるまで傘をさして身をかがめて避難して待った。
もしここで今日遭難するとしたら落雷か転倒骨折かなぁ。
ココヘリもinReachも金剛山だからと思って持ってきてないし
まつまさに車が停まったままになっているというだけの情報で
岩井谷の頭に言ったかも?なんて想像はできないか。
最終的に発見するのはとんとんさんくらいか?(^^ゞ
そういえば府営駐車場に駐車したまま行方不明になった71歳男性、
連日、警察犬や100人くらいの体制で捜索していたけどその後どうなった?

泥まみれになってようやく到着した10年ぶりの岩井谷の頭との再会は感激ひとしお。
テプラで作って塩ビ板に貼っただけのお手軽プレート。
太陽が直接当たらなかったからか色褪せや退色も無くほぼ劣化しないままの状態でそこにあった。
電源コードのようなもので巻いたのもそのままであるが、
あれから杉が成長して太くなったのか、コードがぱっつんぱっつんになっていた。
ちなみにテプラは裏面にも貼ったことをずっと覚えていた。
それは単に名前的なものではなく何らかのメッセージだったことを。
しかし何と書いたのか、今ではまったく記憶になかったので
それを確認するという目的も今日の推進力になった。
そのメッセージとはいったいどのようなものだったのか?
それは、ここにたどり着いたすべての方に贈るメッセージだった。
10年前に自分が作ったメッセージに、
よもや10年後の自分が励まされるとはまったく想像すらしなかった。
あの時のみなさんは変わりなく元気にされてらっしゃるかなぁ。
こんな時代ですがこれからもがんばって生きて行きます。

ちなみに復路は非常にスムーズに最短で林道に復帰できた。
全体の写真は以下より。
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反時計回り周回

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釜道に向けて

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変わった花?が咲いていた

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釜道にて

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タカハタ尾根にて

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ツツジオ谷ルートとの合流付近にて

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金剛山の六地蔵

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金剛山山頂売店

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モンベルコーナーにて
フィンガーレス手袋と充電式のアレ(後日紹介予定)
を購入しようと思いきやいずれも在庫が無かった・・残念。

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いま流行の桃レンジャーコスチューム?Tシャツ
手ぬぐいもTシャツ(紺色)も以前に購入した。

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北海道ソフトクリームと回数バッジを購入した。
900回はブラック

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青崩道からセトに向かう

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青崩道から山頂広場の国見灯が見えた。

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テイショウソウ

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セト

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この看板も古くなったもんだ。

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ここから坊領ルートのほうへと進出

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最近はめっきり歩く人が居なくなったのか、
清井山方向はやや荒れていた。

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モフ

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清井山への稜線のやや下には今は使われていない林道がある。

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清井山にて

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昔ながらの山名板も健在

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2018年に作られてすぐに歩いたあの林道が今やこんな状態。

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眼下の林道へとつづく

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今回の取り付き付近に生えていた巨大化した雑草。

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薄暗いは藪・ブッシュで思うように進めず。
谷に下りたところでゲリラ雷雨到来し避難中の場所。
へつり失敗で詰んで登り返し。。

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これら雷雨の通過待ち。

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つまりログはこうでした。
黒破線は最もスムーズにたどり着けると思われるルート

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岩井谷の頭にて
苦労の末、ついに到着。
今も変わらぬ姿を留めていた。

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下からめくって忘れていたメッセージを確認。
(モザイクかけてますあしからず)

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ピノプランに立ち寄り

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入り口に貼ってもらっているステッカーが変色してる!

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YouTUbe「ヤマイロハ」のラキさんのステッカーをいただきました。
ザ・金剛登山」のステッカーを大量に納品。
欲しい方に無料で差し上げてくださいと預けてきました。
みなさんも名刺代わりにマイステッカー作ってみません?

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御所にある某店内に貼られたライダーのステッカー。
このように山ステッカーを貼る掲示板みたいなのがあれば楽しそうだ。
某店ってボカさないで店名を教えてって?この画像の中に答えが。。(≧∇≦)

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ピノプラン脇を通って行く登山道ルートが6面に書かれてあるサイコロ。
お店でよくオススメのルートを尋ねられるそうで、
あのルートが良いよとお勧めした結果、怪我でもされたら責任を問われかねないのでこのサイコロを振ってもらうそうだ。
ナイスアイデア。
これ販売してほしいな。

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他にもレーザー刻印モノがたくさんあって、
チームスプーンやチームキーホルダーなんかも制作されていた。
学連の女子がハンダゴテで手書きしたというスプーンの絵柄は完成度高かった。

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キバラー様、いつもありがとうございます。自身の経験がたくさんあって、思い込みも含めての絶対は無ないですね。私自身も京都北山トレイルにて、幾度と無く道を間違えて、引き返すことが多々ありました。登山は先を読み、偶然にお会い出来た方々からも沢山の情報をいただける機会でもあるかと存じます。気軽に足を踏み入れることができる金剛山ですので、改めて気を引き締めてまいりたく思います。登山口あたりにひと探しのポスターを見る機会もあり、自然界への尊敬の念は絶えなく思う昨今であります。いつもご教授ありがとうございます。
[ 2021/09/06 05:17 ] [ 編集 ]
お疲れさまでした!

とうとう、行かれたんですね^^/
実は、促す意味で過去3回行っておりました。
(やっと伝わった、、、^^v)

当日は、大変でしたね。
あのような場所で、その天気だとビビるなぁ、、いつも傘は用意しているので、じーーと我慢なんでしょうね、、

私もその時間帯、山頂にて練成会の屋根下でまったりと過ごしておりました。「あ、降ってきた」と傍観しておりました。(^^)ゞ
(あの時間帯かぁ、、と、思い返しております)

さて、、、、
取り付いた個所からは、難しそうですね。
戻られたルートの方が行き易いかと思います。(直近の2回はそこから、、)
また、訪れたいと思います。


PS
岩井谷の頭への捜索であれば、参加しますよ!
その時は、フロントパネルに「岩井谷の頭」の札を、、^^v
[ 2021/09/06 13:30 ] [ 編集 ]
さっそくご覧いただきありがとうございます。
京都北山トレイルでそのようなことがおありでしたか。
低山こそ地図で確認できないほど狭い範囲に予期しない分岐などがあると迷いますよね。
今回は金剛山でかつ過去に歩いたことがあるという経験がありながら同じミスをして遠回りしてしまいました。
思い込みによる過信などしないようにいつも慎重であるべきですね。
[ 2021/09/06 18:28 ] [ 編集 ]
さっそくご覧いただきありがとうございます。
私の記憶ではとんとんさんは2回目と思ってましたらすでに3回も行かれていて驚きました。
あんなところにふつう3回も行きますか?って思いました。(^^ゞ
恐れ入ります。
何も予習も準備もせずに行ってみたら10年前と同じコース取りをしてしていて結果的に遠回りしてえらい苦労しました。
地形図だけでは思い通りに進めないことが多々ありますよね。
次回こそは最短で行けると思います。(^^)
それにしても障害が多いですね。
そして思っていたより距離がありました。
奈良側でとんとんさんはすでに歩いておられて未踏のままになっている気になるルートがありますのでまたそっちも確認に行きたいと思っています。
涼しくなってからかなぁ。
[ 2021/09/06 18:32 ] [ 編集 ]
お疲れ様でした。土曜日は嫌な天気でしたね!
私は墓参りに叡福寺に午前中訪れる予定でしたが、雷雨で昼からに変更しました。いつもは間近に迫る葛城、金剛の山並みがガスって中腹から山頂のシルエットは想像するしかありませんでした。
「岩井谷の頭」ですか・・・全く知りませんでした。と言うより記憶に残っていなかった。なぜなら「ザ・金剛登山」は全て拝読した?と思っているからです。( ^ω^ )
10年ぶりですか・・・万博のタイムカプセルを連想しました。
いい大人の遊びですね!いつまでも変わらぬ山やプレート。山の思い出だけで生きれる時が、できるだけ早く訪れないように健康に留意したいと思いました。雷雨の中ご無事でなによりです。
[ 2021/09/06 21:00 ] [ 編集 ]
緊急事態宣言が長引き、近場の低山と金剛山しか選択肢がないなかで、如何に山を楽しむか… みなさん色々工夫されてますね(笑)
でも、この岩井谷ノ頭は、私には選択肢に入りませんでした。廃林道から探すピークハント、それも植林と藪の中で、景色も見どころもなく、10年前、キバラーさん他数人と行った小さな冒険以来、私は一度も足が向きませんでした。そんなところに、雷雨に打たれながらの冒険行、キバラーさんの好き者ぶりに脱帽です(笑)
むしろ、私が今気になるのは、奈良県側からの最難関ルート、イワゴノ谷です。ここには、積雪期も含めて5回足を運びましたが、今でも歩けるのでしょうか? 私が最後に歩いて以来、幾度もの大きな台風や大雨に見舞われています。クソマル谷もずいぶん荒れているようですが、どうなんでしょう? もう少し涼しくなったら、久しぶりに確かめてみたい気もします。いかがですか? キバラーさん。(ちなみに、私は、大阪側から伏見峠越えで伏見道を奈良県側に下り、イワゴノ谷を遡行していましたが…)
[ 2021/09/06 21:15 ] [ 編集 ]
プレミアム強調開始ですね。(^^)
私もちょっと時期をずらしてプレミアもうと思っています。(^^ゞ
ややこしい天気の週末でした。
日曜日はそこそこ良かったですね。
叡福寺って太子町ですか。
金剛山からえらいお近くですね。
弥次喜多さんのホームグラウンドが未だにわかりません。
簡単にたどり着けなかった分、喜びが大きかったです。
それにしても塩ビ板とテプラのあわせ技により耐久性の高さに驚きました。
いつもありがとうございます。
[ 2021/09/07 12:49 ] [ 編集 ]
懐かしいですね。
あの日、arajinさんたちとサマーハウスルートから登って頭を取った後、少し戻って鎌谷からツツジオ谷、本道五合目からの山頂、積雪もあってけっこうしんどかったのを未だに覚えています。
イワゴノ谷ですが、最近登られた方の記事によるとけっこう荒れていて、ヘルメットもザイルも使用されてました。
昔は何度となく登ったのを覚えています。
クソマルに至っては過去3回以上、あれから10年も経っていたら奈良の爺々さん設置のトラロープが劣化して無くなっていたとしたら登れないんじゃないでしょうか。
今だとヘルメットは必須でしょうね。
[ 2021/09/07 12:49 ] [ 編集 ]
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