乗鞍岳 剣ヶ峰にて
うっちぃさん、
yurisina0230さん、みねごん、キバラー
涼しすぎる!アルプス最高!またすぐ来たい。連日の酷暑続きで、どこか涼しい高山へ、今シーズンの高度順応を兼ねて
楽ちんなところに登りに行きたいなぁ、と思っていところ
乗鞍岳にコマクサを見に行きたいという話が持ち上がったので、
それならばと日帰りでお手軽な北アルプスの乗鞍岳行き決定となった。
週末ぎりぎりに決まったものの、予報では現地は午後から雷雨予報。
乗鞍岳なら午前中に十分完結できそうなので、金曜日当日に決行決定。
日帰りということもあり、帰宅してからの準備に追われて出たのは21時。
名阪国道を併用して節約したいところであったが、仕事疲れもあって
なるべくシンプルなルートで早く目的地に着いて仮眠したいという思いから
近畿道、第二京阪、京滋バイパスへと乗り継ぐはずが、
うっかり八兵衛、久御山JCTをスルーして京都市内に着陸してしまう。(^^ゞ
きっと疲れて集中力低下してたんだろうなぁ。
京都南からようやく名神高速へリカバリしたものの眠すぎてドライバー交代。
爆睡から目覚めてみたら、私ダレ?ココはドコ?
再び運転を変わって中部縦貫、次いで長い下道をひた走っていると雨模様に。
「ほおのき平」の無料駐車場には2時半少し前に到着。
その日の天気でバスの時刻が変わるという今日の始発は5時50分発だ。
しかも本日はご来光バスが3時45分に出るのが決定とのこと。
外は雨、ご来光は無理だろうけどいちおう30分前の3時15分と、
始発便前の5時15分に、2つのアラームをセットして仮眠。
たったの45分ほど眠ったところで、ご来光バスに乗りますかアラーム。
外にはすでに待ち行列ができはじめている。
もっと寝ていたいが行列を見ると気持ちが焦る。(^^ゞ
ご来光はダメでも、少しでも早く行動できたほうが長く楽しめるので
眠たい目をこすりながらも、ご来光バスの2台目になんとか乗車できた。
45分間の乗車時間中も仮眠をむさぼり、到着するといきなりアルプス。\(^o^)/
あたりは薄明かりでガスガスであったが徐々に吹っ切れてくる。
しょっぱなから高山植物が咲き乱れて歓迎を受ける。
花好き女性たちは撮影に夢中になってしまって遅々として進まない。
その間もバスが到着するたびに降りてくるハイカーは次々と消えていく。
ご来光にはさほど興味は無かったが、富士見岳の取り付き付近で
みなさんご来光を待っておられたので、同じように待つこと数分。
雲に混じりながらもまばゆいばかりの太陽が顔を出した。
夜露に濡れた一面のコマクサが、朝日を浴びて光る。
マジックアワーの到来だ。
富士見岳登ってから乗鞍岳へ向かおうとも考えたが、すでに出遅れてるので後回し。
肩の小屋に到着すると宿泊者のための朝食準備に追われていた。
そうえば朝食がまだだったのでしばらく食事タイム。
出遅れて気持ちが焦ってたのはどこへいった?
コースタイムを確認すると9時には下山してこれるという短さだったので余裕。(^^ゞ
そんなこんなで、まさかの岩ガレの登山道は、富士山さながらに
ロープが張られた狭い内側だけしか歩くことができなかったり、
周回コースが無いなどコースバリエーションも無く、ただただシンプル。
平湯は過去に何度も訪れているので位置関係がわかる。
予算と時間が許せば上高地や新穂高温泉にと魅力ある場所も集中しているので
しばらく滞在していたいくらいだ。
乗鞍だけを取ってみても、白雲荘に泊まって畳平の周囲の山々に登ってみたい。
アルプスらしい山容と広大なスケール感はさすがに3,000m級だ。
標高2,700mスタートなので、山頂までたったの300mほどしか登らない。
楽ちんすぎてがんばった感が希薄ではあるが、
逆説的にいうと、老若男女、多少のハンデを問わずにアルプスの風景を堪能できる。
なおかつ最高の避暑地だと思った。
お手軽アルプスの中では、ロープウェイで手軽に上がれる「木曽駒ヶ岳」
などがやり玉に上がるが、到着後の自由度の高さでは最も満足度の高い場所だろう。
手軽だからって、つまみ食い程度で日帰りするのは非常にもったいないが、
みなさんそれぞれ、いろんなしがらみもあるので帰らなければならない。
機会があるならば、深田久弥推奨の位ヶ原側からじっくりと登ってみたいと思った。
山頂ではベテランハイカーのヤマレコ
yurisina0230さんと初対面。
昨日は御嶽山、今日は乗鞍岳、明日は焼岳という未踏3タテプランを
実行中のところに遭遇したというわけで、後半は我々にご一緒していただいた。
その節はありがとうございました。
下山中、まさかのorisさんご一行とも遭遇。
お互い本日は遠征とは言っていたが、乗鞍だけは無いだろうと思っていただけに
嬉しいサプライズとなった。
そんなこんなで畳平で昼食後、遊歩道を周回しての花の撮影タイムを楽しみ、
再び畳平バスターミナルに戻ってきたところで
yurisina0230さんとはお別れ。
我々一行は12:50発のバスで泣く泣く乗鞍を後にした。
帰りのバスではあちこちに頭ぶつけまくりの爆睡ぐでんぐでん状態。
しかも横は見知らぬ女性、その説はご迷惑おかけしました。(^^ゞ
お気に入りの湯「ひらゆの森」では再びorisさんと遭遇したのでおしゃべり。
近日の再会を誓ってお別れし、平湯を後にした。
早めの夕食は、お気に入り定番の自然薯の「茶々」で。
入浴後はもちろん、食事後もどうしても眠気がとれず、
ドライバー交代してもらいまくりで帰国の途へ。
8月は空模様が安定しなかったりガスりやすかったりするので
遠征はもったいないなぁと思っていたが、
やっぱり遠征は何があっても楽しい大人の遠足。
動画も撮影し続けていたが、写真だけで十分雰囲気をお伝えすることができそう。
ご一緒いただいたみなさん、ありがとうございました。
そんなあっという間だった今回のアルプス山行の写真は以下より。
山と高原地図2014年版+iPhoneX GPSログ(Geographica)
「ほおのき平」無料駐車場にて
仮眠することたったの45分で3時15分のアラームが鳴って飛び起きると
ご来光号にすでに待ち行列ができていたので慌てて準備をする。
切符を買うのにも待ち行列、乗車にも待ち行列。
手分けしてなんとか2台目のバスに乗車できた。
朝霧の中を行くバス
ご来光バスは畳平ではなく、もっと手前で降車させてくれた。
続々とバスが到着するも、みなさん勝手わかってか、そそくさと消えていった。
高山植物が咲き乱れ、足が止まる。
遠方に畳平が見えた。
ご来光待ちの様子
太陽が顔を出し始めた。
ご来光
そしてみんな居なくなった。。
寒いのなんの、指出し手袋忘れて手がかじかむ。。
コマクサを浴びるほどに・・
そろそろ歩き出しましょうよ。
以前、山用に乗っていたのと同型の旧型ジムニー(肩の小屋行き)がやってきた。
あの車でないと行けない場所がいっぱいあったなぁ。
新型、めちゃ欲しいなぁ。
いつか、もういちど乗りたい。
LOWA(ローバー)姉妹
どっちが誰の足?
雪渓のところに一人の男性。
何をやってるんだ?→のちに判明。
みねごんが大転倒、大丈夫か?
なんとか大丈夫そう。
いきなりゲームオーバーで帰国になるところだった。(^^ゞ
「肩の小屋」に到着。
昭和48年に浩宮さま(現天皇)が乗鞍岳に登られた時を
記念して作られた手ぬぐいを令和元年と表記して復刻された手ぬぐい。
肩の小屋の食堂では、宿泊者の朝食準備に追われていた。
ごくろうさんです 峰ごんです くつろいで下さい
肩の小屋前で朝食タイム
いよいよ乗鞍岳山頂(剣ヶ峰)目指して登山開始。
少し登ったところで振り返ると、何やら赤い服集団が・・。
赤い人、ぜんぶが
orisさんに見えてきた。
まさか来てるわけないよね??→のちに・・
足場は悪いので、なんちゃってアルプスとなめてかかると浮石転倒するよ。
あの宇宙ステーションみたいなのは何かというと・・
摩利支天岳にある「乗鞍観測所」だった。
鏡平からの某無線が入感。この近くだっけ?
コマクサの畑
権現池
まるでミニ御嶽山
すっかり太陽が登って暑くなってきたので、
ここでようやく上着を脱いだ。
こっちも、まるでミニ御嶽山風の屏風岳
大日岳(左)とさきほどの屏風岳(右)
大日岳のアップ
剣ヶ峰が見えた
ここは蚕玉岳(こだまだけ)
yurisina0230さんと記念撮影
yurisina0230さんに撮ってもらいました。
両手に華はあかんよね?!(^^ゞ
yurisina0230さんとのツーショット
この看板の裏側には秘密のメッセージがある
看板の裏側はこうなってました!
yurisina0230さんが前日に登られた御嶽山をバックに。
乗鞍本宮奥宮のぐるりを一周してみた
まだ朝早い8:30なのに、もうガスが登ってきた。
まさかの
orisさん御一行と遭遇。
あまりの急なことで、カメラ回っていたけどブラックアウトしていた。
なんとか撮れた1枚。
orisさん、またあらためて!
肩の小屋まで戻ってきた。
肩の小屋でバッジを購入(450円)
あのときの雪渓は・・
まさかのスキー場になっていた。
そういうツアーバスが出ているみたい。
スキーリフトは無いよ。(≧∇≦)
富士見岳に登る
富士見岳のピークにて
こんな時間(10:20)からもまだ続々と山頂へと向かうハイカー
畳平が一望
登ってきた乗鞍岳を振り返る
乗鞍岳をズーム
畳平のレストランで昼食を摂る。
名物「宿儺(すくな)鍋 セット」と飛騨牛コロッケ
少なっ!
昼食後、遊歩道散策へ。
いよいよ乗鞍を後にする。
ひらゆの森に汗を流しに行くとorisさんが待っていた。(≧∇≦)
いつのまに抜かされたっけ?
早めの夕食は、毎度おなじみ「茶々」へ。
ちょっとはりこんで1,800円の御膳(竹)(あと2品付いてる)と飛騨牛串。
あっという間の一日だった。
日帰り遠征されるとは聞いてましたので
御嶽か白山か乗鞍かと思ってましたが同じ選択とはびっくりです。
乗鞍は3000Mを超える山なのに気軽に登れるし
高度順化にはいい山なので改めていい山だと思いました。
私も機会があれば位ヶ原から登りたいです。
次は高い山をご一緒に!!!