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回答(5件)
鶴というタンチョウ(丹頂)がイメージされがちだから誤解されていますが、食用とされたのはマナヅルやナベヅルです まずいのはタンチョウであって、マナヅルやナベヅルは美味とされます そもそもマナヅルの名前は、標準を意味するマ(真)、ナ(菜)は副食、蔬菜を意味する古語に由来します ※まな板の「まな」、青菜(あおな)、魚・肴(さかな【酒のナ】)はこういうことです ですからマナヅルは名前が「食用の鶴」って名前なんですよ ナベヅルも鍋とあるように同様ですね
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江戸時代の書物(古文書『丹頂』)に、 鶴の中にも美味とそうでないものがあり、最も好まれたのはナベヅル。 タンチョウヅルの場合は、 「丹頂の者は肉硬く、味い美ならず」 タンチョウヅルはむしろ、籠の中、池、庭で鑑賞されることが主な用途だったようです。 というのが書かれています。 丹頂鶴は、その後に数も少なくなり保護鳥となりました。
そもそも鶴に限らず、鳥肉は野鳥を獲って食べるということ自体現代ではほとんどしません。 食べる肉は飼育された鶏肉や鴨肉がほとんど全てです。 野鳥を獲るということ自体、鶴であろうと別な鳥であろうと不確実性が高くて採算が取れないのです。 加えて、希少な鳥獣は狩猟の対象から保護されています。 なお、鶴を養殖しようとしても、鳥はストレスで玉子を産まなくなったり、感染症で一気に死ぬリスクがあったりと他の動物に比べても畜産の中でも相当に難しい部類です。 もっとも飼いやすい部類であり人類が研究しつくしている鶏であっても、未だに鳥インフルエンザで鶏舎が簡単に全滅したりと扱いが難しく、そもそも渡り鳥である鶴を安定的、かつ経済的に採算が取れるように飼育する手段が確立されていません。 鶴は渡り鳥なので、決まった時期に決まった場所でしか玉子を産んでくれないのです。 鶏のように一年中どこでもというようにはいきません。 鶴はもともと数が多く獲れるものではなく、「三鳥二魚」と呼ばれる贈答品や祝いの席で出される高級食材でした。 珍味と定義されるくらいなので不味いものではないと思います。 三鳥とは鶴、雲雀、鷭 二魚とは鯛、鮟鱇 です。 市場に出回ってたくさん食べられていたというよりも、穫れた時に縁起物として料理されたというくらいです。
違います。鶴の肉は非常に美味で、鳥類では最高ランクとされていますが、現在は鳥獣保護法で、狩猟が禁じられています。 渡り鳥の白鳥やガンも同様です。
「鳥獣保護法」と言う法律が制定されたからです。ほんのちょっと前まで「スズメ」や「ツグミ」も野鳥焼きにして市販されていたんです。写真は「ツグミ焼き」です。許可さえ取れば色々な鳥や獣も食用として扱えますよ。