回答(19件)

真珠湾奇襲攻撃における作戦目標は、、、 山本五十六大将はハワイ航空機動部隊の 壊滅だった。 しかし軍令部はあくまでも真珠湾基地への 攻撃が目標だった。 連合艦隊司令長官と永野軍令部総長との 作戦目標が全く違ったのが原因だったし。 真珠湾に停泊していた戦艦は時代遅れだし 基地の滑走路や燃料タンクなどへの 攻撃が不十分であったが第二次攻撃隊を 出撃させる事なく機動部隊を無傷で帰還 したのだけど。 海上訓練中だったハワイ機動部隊は 無傷であり、攻撃できなかったツケが ドーリッド空襲に繋がるのだけど。 まぁ、機動部隊の空母4隻を叩いて 真珠湾基地を徹底的に攻撃出来ていたら ハワイを占領する事も可能だったかも。 兵站の問題はあるけど。

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まず真珠湾攻撃の主目標は戦艦ですので、 当初の予定に全ての空母を沈めることは含まれていません。 この点、開戦前に真珠湾のスパイより得ていた港湾情報により、 戦艦は停泊中であるが空母の行方が不明な状態で作戦発令されたことからしても明らかです。 当時撃沈できる可能性のあった米空母は2隻ですが、 エンタープライズはウェーク島から帰還中でハワイ西方約320kmを航行中、翌日夜に真珠湾に到着。 レキシントンは3日前にハワイを発ちミッドウェーに向かっていました。 明確な数字は見つけられませんでしたがエンタープライズの航行日程から類推するとハワイ西方500kmくらいでしょうか。 何にせよまったく別の意図で動いているので、よほど米海軍の暗号情報が筒抜けだ、とかでもない限り捕捉することは不可能です。 また、南雲機動部隊は道中での接触を避けるべく北方航路を使いハワイ北方から一気に南下するルート、帰りも同様なので、2隻の米空母を偶然発見することもありません。

ドーリットル空襲による脅威、目標にするべき空母が無い事から、起こらなかったのではないでしょうか。 史実と同じ日時にはならずとも、 残った船の動向や、その後の動向、 別な目的の作戦として、絶対に起こらないとは限らないです。 その時、その場で、空母対空母の戦闘は起こらなかっただろうという推測です。

真珠湾奇襲当時、太平洋にあった米空母は2隻。 仮に大西洋も含めた米空母すべてを沈めたとすれば、ミッドウェー海戦は起きなかったかもしれません、くらいしか言えません。 というのもミッドウェー海戦の目的は三つ。 ①ハワイ占領に向けた米空母の撃滅 ②ハワイ占領に向けたミッドウェー島の占領 ③日本本土防衛のため(ハワイと日本の中間にあるミッドウェーが米国の支配下にあると本土攻撃に対して都合が悪い) 質問の仮定によると①は不要となります。 しかし、②・③は依然として残ったままです。ハワイ占領を目的としていた連合艦隊、強いては山本五十六がどう考えるかです。 私の個人的意見としては、山本はしきりにハワイ占領と本土防衛を強調していましたので、②・③を理由にミッドウェー島攻略は行うのではないかと思います。

「戦争の勝敗」ではなく、「ミッドウェー海戦が起きたか起きなかったか」ですよね? その可能性はゼロでは無いと思います。 (日本にとっては)運よく、真珠湾攻撃の当日、航空機輸送任務で出港していたエンタープライズとレキシントンが真珠湾に在泊していて、日本の攻撃で港内で撃沈されていたら、幾らアメリカの回復力でも、数ヶ月で引き上げて修理を完了させるのは無理だったでしょうから。 歴史では真珠湾攻撃のよくげつ、ハワイ近海で日本の潜水艦の雷撃で損傷しアメリカ本土西海岸へ回航されて1942年前半の戦いには殆ど出てこなかったサラトガに、アメリカ本土東海岸からホーネットと、ヨークタウンを真珠湾に回航してすぐに空母3隻体制になったかもしれませんが、少い戦力で東京初空襲のような冒険的な作戦を決断し実行したか。 ミッドウェー作戦は天皇陛下のいらっしゃる東京へみすみす空襲を許してしまい、潰れた海軍のめんつを取り戻す事が最大の目的でした。準備不足、戦力不足は当時の日本海軍内部でもかなり言われ、反対する声を押し切ってミッドウェー海戦を強行したのは山本五十六長官の強い意向です。東京初空襲が無ければ、「海軍のメンツを取り戻す」という作戦強行も無かったでしょう。つまり、ミッドウェー海戦は起きなかった可能性があります。 手但し、ミッドウェー海戦が無く、日本の主力空母4隻が無事だったとしてもアメリカの新型艦艇の就役が始まる1943年以降は日米の戦力差は広がる一方ですから、戦争の勝敗には何の影響もありません。日本が有利だった時期が歴史より半年ほど延びるだけ。それくらいしか変わりません。