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【鉄道】京都鉄道博物館内覧会・その2【16/04/23】

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京都鉄道博物館内覧会に行ってきましたの第2回です。

前:【鉄道】京都鉄道博物館内覧会・その1【16/04/23】
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続いて本館へ向かいます。
こちらにも多くの車両展示があります。
また車両展示以外にも資料展示や鉄道の歴史などの展示もあります。
鉄博やリニア鉄道館と違って混同しているところが違い。

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230形蒸気機関車233号
1903年に登場した蒸気機関車です。交通科学博物館からの移籍組。
大阪では屋外展示でしたが、京都では屋内展示となりました。
車軸配置は2-4-2、2シリンダ単式の飽和式タンク機関車。同形式では鳥栖駅に268号が保存されています
こちらに関しては重要文化財に指定されています。

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500系新幹線521形1号機
日本で初めて時速300キロで営業運転を行った新幹線車両。
1996年に第1編成が登場し、98年までに9編成が製造されました。現在もこれを除く8編成が現役。
2010年にN700系の導入によりのぞみより撤退現在は8両編成に短編成化され山陽新幹線にて乗車が可能。
また去年の11月からはエヴァンゲリオンとコラボした500系も走行しています。
でもバリバリ現役の車両が博物館に入るのもなかなか珍しい。

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581・583系電車クハネ581形35号機
こちらも新規参入組です。日本初の寝台電車583系です。
1967年に登場し、昼は座席車、夜間は枕木の垂直方向の3段ベッドとなり寝台列車になるという画期的な車両です。
現在ではJR東日本に1編成が現存。JR西日本では2013年まで「きたぐに」用で残っていました。
他にも改造車として419系、715系として419系は伏木にあるリサイクル会社内、715系は見た目だけ581系となり九州鉄道記念館に保存されています。
ちなみに最後の乗車が第1回サイコロの旅であった

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489系電車クハ489形1号機
1971年に登場した交直流特急型電車です。
主に碓氷峠を越えるために登場した系列でほぼ485系と同じ。
JR西日本で最後まで残り、急行能登メイン時々特急はくたかに就いていました。
能登に関しては2010年に運用撤退。その後は予備車でダラダラ過ごし2012年に廃車になっています。
この編成の片割れは小松の土居原ボンネット公園に保存されています。

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EF52形電気機関車1号機
写真はミスった。撮ってから確認しなかったのが原因。
交通科学博物館からの移籍組の1両。1928年に登場した日本初の国産大型電気機関車。
1975年まで使用されこれのほかに7号機も川崎重工内にて保存されています。

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1800形蒸気機関車1801号機
1881年からイギリスから輸入した蒸気機関車。車軸配置は0-6-0、
1800形となったのは1909年で、輸入時は56号、1892年にB2形40号機となっています。
この車は1930年には廃車、高知鉄道に譲渡、1940年に東洋レーヨン滋賀工場に譲渡されています。
1964年に国鉄に寄贈、その後交通科学博物館に保存されました。

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ハ1005形客車レプリカ
鉄道黎明期に登場した三等二軸客車のレプリカ。
全体のうち3分の1のみの復元となっており、車内なども細かく再現されています。
交通科学博物館時からありますが、2010年に行ったときは見向きもしていません。死ねばいい。

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ワム3500形有蓋貨車7055号機
1917年から製造された貨物用車両です。
1970年代までは走っていたようで、長々と生き延びた車両です。

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ヨ5000形貨車5008号機
1959年に登場した事業用貨車です。車掌車とも言いますね。
この車両はもともと宇都宮貨物ターミナルで保存されていましたが、強奪したそうです。
同車の保存車も多く、意外とあちこちにいるようです。たとえば世田谷とか。

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100系新幹線122形5003号機
1985年に登場した2代目東海道新幹線車両。JR化後も製造されています。
2003年まで東海道新幹線、2012年まで山陽新幹線で活躍していました。
100系といえばグランドひかりという二階建て車両付の列車がかなり印象に残っている人も多いと思います。
平成初期生まれ的にはそこそこ長い期間いたんやろなぁという印象ですが実際は10年~20年くらいで、そうでもなかったです。
リニア・鉄道館で2両が保存されています。あと博多に2両。ここで5両目の保存ということで、0系に比べるとかなり保存料は少なめ。300系に至っては1両やし、そんなもんよ。

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DD51形ディーゼル機関車756号機
1962年に登場したディーゼル機関車。無縁化の象徴。
現在もなお活躍を続けるDD51ですが、最近はHD300形の登場でじわじわ数を減らしています。
2016年3月にひっそりと定期旅客列車を引くDD51が無くなってたりします。

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ちなみにこいつの下に潜り込める構造になっています
中が丸見えだぜぇ?

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キハ80系気動車キハ81形3号機
はつかりがっかり事故ばっかりでお馴染みの特急型気動車です。
1960年に登場。即エンジンから火を噴きました。がつかり。
しかしこれでも準鉄道記念物。技術は失敗から進歩していくものですからね。
ちなみにキハ80系列は北海道にかなり愛されているのか、北海道だけで10両が保存されています。
リニア・鉄道館にも82形が1両保存されています。

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151系電車
1958年に20系特急型電車として登場し、翌年に151系に改番。
ボンネット特急の起源車両。このスタイルが2012年までいたというのはすごいことやと思います。
同系列として161系、181系も存在します。

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EF66形電気機関車35号機
1968年に登場した電気機関車です。
EF66といえば特急富士・はやぶさの牽引機というのが僕のイメージ。
現在でも貨物線にて数機が現役というロングセラー。JRF時代にできた100番台は別もん。
大宮鉄道博物館にも保存されています。

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こっちも床下が見放題です。
この手の難点は首が痛くなることです。細かく見る際は注意しましょう。

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912形ディーゼル機関車64号機
1963年からDD13形ディーゼル機関車を改造して製造された標準軌用機関車
元の車番はDD13-629で改造されたのは1975年頃。役割は関門トンネル内の救援だとか。
2011年までダラダラ生き延び廃車されました。

以上がメイン展示場の車両達でした。
他に101系のカットモデルがいますが、撮り忘れてますね。交通科学博物館時に撮っているのでまぁという感じだったかと思います。
当たり前ですが、昭和期の車両が多めです。まぁ明治・大正なんてほとんど残ってないから仕方ないですね。

ということで次はその他の部分を見ていきます。
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[ 2016/04/27 22:22 ] 鉄道・バス・飛行機 | TB(0) | CM(0)
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