北京で「深刻な汚染」 35カ所中20の観測地点で最悪
【北京=共同】新華社電によると、北京市環境保護監測センターは8日、市内に設置された35カ所の観測地点のうち20カ所で6段階の大気汚染指数のうち最悪の「深刻な汚染」を、10カ所で2番目に悪い「重度の汚染」を記録したと発表した。
北京市気象台は9日午前には黄砂が飛来すると予報。汚染はさらに深刻化しそうだ。
同センターによると、一部の観測地点では呼吸器疾患などへの悪影響が指摘される微小粒子状物質「PM2.5」が大気1立方メートル当たり300マイクログラムを超えた。