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加工米 関税下げ容認、TPP交渉巡り政府検討
主食米は維持
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環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉を巡り、日本政府がせんべいや日本酒などに使う加工用米の関税を一部引き下げる案を検討していることがわかった。加工用米の関税を一部下げる代わりに、精米など主食として流通するコメの関税の維持を目指す。参加国との協議で譲歩案を示し、交渉余地を広げる狙いだ。
譲歩案は日本がTPP交渉に参加後、8月以降に予定する米国などとの2国間協議で提示する方向だ。国内のコメ消費量は主...