M先輩の同期には、他にKさんとFさんの二人がいて、KFコンビで大学時代はダブルスを組んでいました。下宿先がたまたま近所で、共通の趣味が大型バイクでのツーリングだったので、二人はプライベートでも親友でした。
大学を卒業後、Kさんは某大手自動車メーカーに就職。Fさんは俳優を目指してNYへと渡りました。全く別の道を歩み始めたわけです。Kさんはその後、国内で数年間勤務した後、持ち前の英語力を生かし、カナダに駐在することになります。FさんはNYで何年も頑張ったものの、やはり俳優への道は険しく、結局夢を諦めます。
我々の卒業当時は携帯電話もメールもインターネットもなかったので、二人は殆ど連絡もとっていなかったようです。同じ関西圏や関東圏に就職していれば会ったりもできたでしょうが、二人は海外に散り散りになってしまったわけですからね。疎遠になるのも当然でしょう。
NYでの俳優の夢を断念したFさんは、どういう経緯かは分かりませんが、その後ドイツに渡り、現地の日本人学校で教師の職を得ます。
ある年の新学期。出席を取っていたFさんは、一人の生徒の名前を見て驚きます。大学時代に親友だったKさんと名字が同じだったからです。Kさんの名字はとても珍しいので、もしかして、いや、まさかそんなはずはないだろう、と思いつつ、Fさんはその生徒に尋ねます。
「君のお父さんの下の名前って、もしかしてXXXじゃないか?」
「はい。そうです」
Kさんは家族と共にドイツに駐在となり、息子が入った日本人学校の先生が偶然にもFさんだったんです。まさに「事実は小説よりも奇なり」ですよね。今では二人でダブルスを組んでドイツで試合に出ているようです。
ちなみに、私とHも、以前沖縄でばったりと出くわしたことがあります。私は社員旅行、彼は奥さんとのプライベートの旅行だったのですが、首里城で、「加藤?」と呼ぶ声がするので、見るとHが、「お前、こんなとこで何しとんねん」と(笑)
人と人との縁って不思議なものですし、それだけに大切にしなければいけないと改めて思わされた出来事でした。そのうちTOEICを通じて驚くような出会いがあるかもしれませんね。
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昨年の夏、TOEIC受験でこんなことがありました。
TOEIC当日、地元の駅に向かう途中で証明写真機から男性が出てくるのを見かけました。
もしかしてTOEIC受験かな〜、なんて思っていたら、なんと
同じ会場、同じ教室で、私の斜め前に座っていたのです!
地元の千葉からその日の東京会場までは1時間かかるところでしたし、会場は沢山あるのに…なんという偶然!!これって運命!?(私は女性です)
…ですが、あちらに気付いてたのは私だけだったようで、私の一方的な片想い(笑)に終わりました。
偶然ってあるもんだなぁと思いました。
直接関係ない話なのですが,最新エントリーに書き込んだほうが良いと判断しました。
ブログのデータを利用しまして,公開試験のリスニングの400点台後半の換算表
(conversion table)をつくってみました。
データの利用について,事後報告になってしまいました。
特に,不利益を被る方はいないと思いますので,何卒ご容赦下さい。
名無しM
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