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10月TOEIC感想
受験された皆さん、お疲れ様でした。私は4HIC25でした。
以下、パート別の個人的な感想です。

パート1:やや難(楽勝の問題はもはや出ませんね。pause/overlookなど難度が高めの語彙が出ました)
パート2:普通(冒頭の一言をしっかり聞き取れれば解ける問題が多かった印象です)
パート3:普通(標準レベルだったと思います)
パート4:普通(標準レベルだったと思います。定番の交通情報や天気予報がなかったですね)
パート5:やや難(語彙問題や一部の文法問題が難しめでした)
パート6:普通(標準レベルだったと思います)
パート7:普通(もう難化が定着したので、これが普通レベルと言えるでしょうか)

パート7の英文の処理量の多さは最近はすっかり定着してしまいました。コンベンションへの登録や、劇場が歴史建造物に認定された記事など、文書の内容自体がつかみづらいものが多かったですね。

なお、今日のTOEICについてのご質問等がある方は、是非以下の番組にお寄せください。私は出演しませんが、エキスパートの方が出演されます。

Terry's TOEIC Talk October 2011

Date: October 30th
Time: 6 p.m.-9 p.m.
Host: Terry
Guest: HUMMER
Skype guests: あ~る、Tom

放送用URL:
http://std1.ladio.net:8080/TBR.m3u     ↑
放送時間にアクセスすると聞けます。(注意:今回からURLが変わりました。)   

BBS:
質問受付用スレッド http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9131/1319902134/

ではでは、受験された方、お疲れさまでした。結果を楽しみに待ちましょう。


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10月TOEIC神社
「一体、どうやって会社として回っているんですか?」
はじめに、で、こうした質問をよく受けると述べた。(中略)
結局のところ、「一冊入魂」以外にとりうるやり方はない。この一冊が売れないことには、次の一冊を出すことはできない。ミシマ社がなんとかかんとか、会社として回っているのはこの一冊を買ってくださる読者の方々が全国にいるからこそだ。毎日、ジャンルは違えど、魂を詰め込んでつくりきった一冊を、受け止めてくださる人たちがいるからこそ、会社はなりたっている。それだけが、ミシマ社が存在できている唯一の理由だ。
「計画と無計画のあいだ」(三島邦弘著・河出書房新社)

年間数十社が倒産する出版不況の時代に、「ミシマ社」という出版社を立ち上げ、ユニークな本を次々と出版している三島邦弘さんの著書からの抜粋です。

TOEICでも、目標点数を達成するためには、結局のところ、この「一問入魂」の精神しかないと思うのです。私も毎回1問目から「一問入魂」の精神で解くように心がけています。たとえそれがどんなに簡単な問題でも全力で解いて、解けたら「よし、次」と自分に言い聞かせて次に進みます。9月の公開テストでは200問全問正解でしたが、それも「一問入魂」を積み重ねた結果にすぎません。明日のTOEICで心が折れそうになったら、「一問入魂」と是非自分に言い聞かせてください。気持ちで点数は変わりますよ。

毎回恒例となりましたが、明日のTOEICにかける皆さんの思いを、以下のテンプレートを使って示していただけるとありがたいです。

【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】

記入例
【お名前】 TOEIC花子
【今回の目標スコア】 600
【過去最高点】 550
【コメント】 進級のために600取ります!

上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。ご自身の成功イメージを描いてクリックしてください。皆さんのご健闘をお祈りしております!


↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。
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限界に挑む
気がつけばもう10月の公開テストが近づいてきました。皆さんの学習の進み具合はいかがでしょうか。私はと言えば、日々の授業準備と次の単行本の執筆でバタバタとあわただしい日々を送っています。

さて、先日、朝起きて鏡を見ると、左目が真っ赤、右目も少し充血していました。学校でも他の先生方に、会う人ごとに「どうしたんですか」と言われてしまったのですが、単なる疲れ目だったようです。三日後には完治しました。

その前の日に何をしたのかを思い返してみると、午前中がエッセンスの授業準備、エッセンスで2時間15分の授業をした後、IPテストを受験、家に帰って問題を再構築してから、翌日の授業準備、という流れでした。かなり集中して英文を読み書きしたので、知らない間に目を酷使していたのでしょう。目が充血していると当然生徒も気になりますから、講師としては気を付けなければいけませんね。

ところで、今回の出来事で、ふと思い出したのが、松下幸之助さんのエピソードです。全国の販売会社、代理店の社長を集めた通称「熱海会談」と呼ばれる席で、ある販売店から、我々が苦労しても売り上げが上がらないのは松下電器のやり方が悪いからだ、という声が上がります。それに対して松下幸之助さんがおっしゃった一言が、「苦労したと言われるけれども、血の小便が出るまで苦労されたでしょうか」だったそうです。松下幸之助さんご自身が、想像を絶する苦労をご経験されたからこその重みのある言葉です。

もちろん健康第一であることは言うまでもありませんし、生徒に「目から血が出るまで頑張れ」とはさすがに言えませんが、それぐらいの気迫で勉強に真摯に取り組めば、TOEICの目標スコアもおのずから達成されるのではないでしょうか。確かmasamasaさんもイクフン本1078問を1日で解いた時に鼻血が出たとブログに書いていらっしゃいましたね。

と、たまたま目が充血したのをよいことに偉そうなことを書きましたが、TOEICも仕事も何でもきっと気合ですよね。筋トレでも、限界だと思ったその先の数回の頑張りが大事だと聞いたことがありますが、TOEICでも同じではないでしょうか。「公式問題集音読100回」「パート3・4の暗唱」「パート5の暗写」等、自分が無理だと思うことに挑戦して達成すれば、壁を打ち破れるかもしれません。


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“司法試験流” 知的生産術
NHKテレビテキスト 仕事学のすすめ 2011年9月
“司法試験流”知的生産術 伊藤真

のご紹介です。

問題を解答するときに重要なのは、難しい問題を解ける力ではなく、自分が解ける問題、もしくは誰もが解けるはずの問題を選び抜く力なのです。

これはTOEICにも言えることですね。本番の試験では、今の自分の実力で解くことができる問題かどうかをすばやく判断する力が求められます。難しい問題に出会ったら、「3分考えて間違える」のではなく、「3秒で間違える」ことが大切です。


自分が知っている問題と知らない問題、この2種類以外は絶対出ないということに改めて気づいたんです。どちらかしか出ないのだから、怖がる必要はない。未知なる問題にどう対処するのかという方法論さえ確率しておけばいいだけの話だ。

問題を数千問あるいは数万問解いても、公開テスト本番では必ず新問が出題されます。ですから、やみくもに問題を解くのではなく、その過程で自分なりの方法論を確立することが大事です。「盤石の基礎は、未知なる問題に対処する力となる」と伊藤さんも述べられていますが、TOEICでもこれは同じです。たくさんの問題を解くのはあくまで基礎をより強固にするためであって、解くこと自体が目的になってはいけません。


勉強というのは、らせん階段のイメージだと思うんです。(中略)らせん階段のように繰り返して全体を何回通せるかどうかは、勉強法の極めて基本的なところだと思います。(中略)記憶力というのはやっぱり繰り返しなんですよ。ということは結局、記憶する力は続ける力。飽きずにあきらめずに続ける力なのです。

スコアが停滞したり、なかなか単語が覚えられなかったり、同じ問題を間違えたり、というのは、誰もが通る道です。そこであきらめずに、一歩一歩前に進むしか目標を達成する道はありません。そうしているうちに、ある日気づけば、らせん階段の高いところまで上ってきた自分に気づくはずです。


その際、絶対に気をつけなくてはいけないのは、やはり空いている時間をすべて勉強に使おうと思わずにアイドルタイムを残すということです。(中略)時には勉強しない勇気、切り捨てる勇気も重要なんです。

私も授業準備や執筆の合間に、「寅さんDVDマガジン」を見てリラックスしたり、本を読んで気持ちを切り替えたりしています。購入した参考書も、途中まで読んでいまいちだな、と思ったら、それ以上読むのを止めるか流し読みにします。TOEICの勉強ばかりだと息が詰まりますから、うまくオンオフの切り替えができるとストレスも減るのではないでしょうか。


失敗やスランプはネガティブに捉える必要は全くない。自分が成長できる場を与えてもらえたと考えるといいのです。(中略)「試験に合格しようが、残念であろうが、どちらでも自分の人生を豊かにすることができたならば等価値だ」と思えるようになれればいいんだなと、思ったんですね。

英語で、Take a glass-half-full approachという言葉があります。コップに水が半分入っている時に、半分しか入ってない、と考えるのではなく、半分も入ってる、と考えるポジティブな物の見方のことです。TOEICのスコアも、「730点しか取れなかった」と考えるより、「730点も取れた」と考えた方が次に好影響が出る気がします。

この本には、今日ご紹介した勉強法の他、プレゼン術や自己管理法など、伊藤さんの著作のエッセンスが詰まっていて、お値段も550円と、とてもお買い得です。ご興味のある方は、書店で見かけたら是非ご一読ください。


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9月正答数換算表
皆さん、多数のご報告ありがとうございます。皆さんのご協力のおかげで両フォームとも全項目の問題数が判明しました。以下が項目別正答数の換算表です。クリックで拡大します。メジャーフォームでは、L95 R98正解までが495だったようです。今回は、リーディングの3つ目の項目の問題数が通常よりかなり多いですね。普段は20問前後なのですが、今回メジャーで26問です。複数個所を参照して解く問題の数が増えたということは、それだけ読むべき量が増えたということでしょう。

図1   図2

正答数の計算方法ですが、リスニングは、それぞれの項目別の誤答数を合計し、100からマイナスすると合計正答数になります。リーディングは、複数の項目で「ダブリ計上」される問題がありますので、この表からは正確な正答数を出すことはできません(どの問題が重複計上されていて、それを正解したかどうかが不明なため)。

なお、初めて表をご覧になる場合の表の見方につきましては、こちらの記事をご参照ください。AMの項目の内容につきましては、こちらの記事をご覧ください。


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9月TOEIC結果分析用記事
今日あたりから9月の公開テストのスコア表(AM=Abilities Measured)が届くかと思いますので、正答数とスコアの関連を調べるAM分析を行いたく思います。この記事は、そのためのAMの報告用のエントリーです。

以下の記入例にしたがってご報告を頂けると助かります。なお、フォームが違うとAMも異なりますので、必ずフォーム(今回はメジャーが4HIC13、マイナーが4HIC14)を明記ください。

どちらのフォームか不明な方は、リスニングの平均値(▲のマークがついている数字)をご参照頂いて、上から順に、73, 61, 74, 60であれば4HIC13です。私は久しぶりの200問全問正解だったようです。

<記入例>
【お名前】TEX加藤
【フォーム】4HIC13
【スコア】L495 R495 T990
【LAM】100 100 100 100
【RAM】100 100 100 100 100
ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。

(1)フォーム、スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、途中経過や結果をまとめたものを記事で報告させていただきます

ご協力よろしくお願いします。


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9月TOEIC結果報告用記事
10年前に腸の疾患で1カ月入院して以来、2年ごとに受けている腸の内視鏡検査を受けました。この検査を受けるたびに、入院当時のことを思い出し、こうして健康で暮らせることのありがたみを感じます。担当の先生によると、異常はなさそうだとのことでほっと一安心です。

さて、明日月曜日の正午に、9月の公開テストの結果がインターネットで発表されます。

よろしければ、以下のテンプレートを使って結果のご報告を頂けると嬉しいです。他のブログ読者にベストスコアの喜びを伝えたり、次回への決意を言葉にして、明日の自分につなげましょう。

結果のご報告は、以下のテンプレートを使って頂けると助かります。

【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】

記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!

上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりに下記の人気ブログランキングのバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。


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