ふと思い出したのですが、小学生の時、「生」という漢字にはいろいろな読み方があります、と先生が説明して、「生そば」というお題を出したことがあります。「この読み方わかる人」と質問したら、クラスメートのSが手を上げて、「間違ってるかもしれませんが、キガマ」って答えたんです。「キ」が合っていて「そば」を読み間違えるとは。日本語って難しいですね。それにしても「キガマ」って何だったんだろう。今でも謎です。
私の勤務先の神田外語学院では、全面オンライン授業で1学期が進んでいます。何せ未経験の授業形態なので、授業運営が大変ですが、悪戦苦闘しつつ何とか生き延びております。PCを買い替えたり、講義音声を吹き込めるようにマイクを買ったり、音声編集をしたり、ワークチェアを買ったり、アナログ人間の私も電脳化が少し進みました。
オンライン授業準備で手一杯なので、執筆活動はまったくできておりません。当面は学校業務に注力します。私は常勤の正社員なので、担任業務や、TOEICプログラムの運営業務もあり、なかなか執筆まで手が回りません。コロナ渦前に少し書き溜めた原稿があるので、落ち着いたらまとめたいと思っています。出版社や内容も決まっていて、来春に出版予定だったのですが、遅れそうです。
9月の公開テストの申し込み、大騒動でしたね。私は急ぎでスコアが必要なわけではないので、申し込んでおりません。早く受けたい人が受けられるようになるといいのですが。神田外語学院では、感染対策を万全にして、IPテストを行っています。学生は就活や編入でスコアがどうしても必要なためです。検温や消毒、マスクやフェイスシールドの着用、間隔を空けた会場準備等、スタッフは大変ですが、無事運営できております。オンラインテストも導入され、すでに2回実施されました。
TOEIC自体がなかなか実施されず、やっと受けられると思ったらサーバーダウンと、学習のモチベーション維持が難しい状況かと思います。そんな皆さんに、私が先日読んだ本に出ていた、詩人の坂村真民さんの詩をご紹介します。
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった
いつかまた普通にTOEICが受験できるその日まで、がんばりましょう。
念ずれば花開きます。
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