以下、パート別の個人的な感想です。
パート1:やや易(最近の中では易しめだったと思います。超難問がありませんでした)
パート2:普通~やや難(上級者にとっては普通、このパートが苦手な方には厳しかったと思います)
パート3:普通~やや難(ちょっと状況が把握しづらい会話がいくつかありました)
パート4:普通(標準レベルだったと思います)
パート5:普通(語彙は易しめでしたが、文法問題は構文が取りづらいものがあったと思います)
パート6:やや易(今回は易しめだったと思います)
パート7:普通~やや難(ほとんど表がなく、かなりの読解スピードが要求される内容でした)
なお、今日のTOEICについて、エキスパートの方が下記の番組で講評を行います。ご興味のある方は聴かれてはいかがでしょうか。
放送用URL:
http://std1.ladio.net:8080/TBR.m3u
↑
放送時間にアクセスすると聞けます。
BBS:
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9131/1327736781/
ではでは、受験された方、お疲れさまでした。結果を楽しみに待ちましょう。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。
TOEICの2時間200問を乗り切るには精神力も大切です。パート1の1問目から全力で試験に臨み、解けたら「よし、できた」「よし、いいぞ」、自信がなくても「OK。次集中」と常にポジティブな言葉を自分に書けるようにしてみてください。気持ち次第で点数は変わりますよ。もちろん私も1問目から「一問入魂」で全力投球します。
2012年最初のTOEICにかける皆さんの思いを、以下のテンプレートを使って示していただけるとありがたいです。
【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】 TOEIC花子
【今回の目標スコア】 600
【過去最高点】 550
【コメント】 進級のために600取ります!
上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。ご自身の成功イメージを描いてクリックしてください。皆さんのご健闘をお祈りしております!
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。
レイアウトは以下のような形で進行しています。ちなみにこれは最初のページで、この本の中で最も易しいレベルの単語です。
左側のページに穴埋め式の問題があって、右側のページに答えと解説があります。答えが見えるのが気になる方は、お手持ちの赤色のチェックシートを使えば右ページの答えを隠せます。ご覧のとおり、「日→英」になっていますので、通常の単語集よりも、レベルが上がるにつれて相当難しくなります。
皆さんもご存じのとおり、TOEICでは、基本単語を柔軟に使いこなす力が求められます。その柔軟性を養うには、この「日→英」の形が良いと思ってこの形式にしました。「日→英」でスラスラとフレーズが出てくれば、アウトプット力の向上にもつながるでしょう。高校入試レベルの約2000語に加え、この本の1000語を覚えれば、TOEICに出題される単語のほとんどはカバーできるはずです。
またこの本には、編集のS藤さんの希望もあり、「TOEICの世界の求人広告では、事務アシスタントでも、大卒、3年以上の職務経験、高いコミュニケーション能力といった厳しい条件が求められるが、TOEICの点数が求められることはない」といったしょうもないTOEICネタも解説の空きスペースに盛り込む予定です。
著者として、受験者の方のスコアアップに直結する単語集になることを願いつつ、発売まで編集作業に全力投球します。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。
著者の「TOEICキング」ことキム・デギュン氏は、TOEICの連続受験回数がなんと160回を超えています。私はまだ連続受験回数が41回ですが、TOEIC講師でも、一度も休まず継続受験するのはとても大変です。「体調が悪い」「飽きた」「面倒だ」「点数が悪いと恥ずかしい」「一回くらい受けなくてもどうってことない」「他に用事がある」「休みの日は家でのんびりしたい」等、休む理由はいくらでもあります。この本の中で触れられているのですが、デギュン氏は韓国で受験禁止となった2年間は、飛行機で日本に渡って受験を継続していたそうです。この熱意があったからこそ、大きな成功を収めることができたのでしょう。
この本は3章に分かれていて、第1章はTOEIC受験や英語学習に対する心構え、第2章はパート別のTOEIC対策、第3章は著者への100の質問です。中でも私が特に興味深く拝読したのは第3章です。
質問59:日本では耳垢が多少あったほうが、音声がよく聞き取れるという人がいます。これについてどう思いますか[耳垢]
などという質問は、編集者の方がTOEIC好きでないとできない質問ですね(笑) 随所にこうした編集者のTOEIC熱が感じられるのもこの本の魅力です。
その他、「著者はなぜ2年間受験禁止になったのか」「著者がTOEIC講師になるきっかけとなった彼女の親からの一言」「韓国と日本はなぜ問題が別になったのか」「韓国ではリサイクル問題は出題されるのか」「著者の住む超高級マンションの上のフロアに住んでいる韓流スターは誰」といったTOEICファン必読の情報も満載です。
この本を読んで改めて感じたのは、「情熱があれば成功できる」というシンプルな成功法則です。どんな分野であれ、物事に傾ける情熱の総量が成功の大きさに比例するのではないかと感じます。私も気持ちが新たになりました。デギュン氏に負けぬ情熱で授業や執筆に力を注ぎたいですね。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。
1. 頻出単語1000
2. パート1表現100
3. 同義語40
4. 重要定型表現100
5. 重要部門・職業・学問名
このうち、本のベースとなる1についてご説明します。単語を選定したデータベースは、重要度順に以下の通りです。
1. 2008年6月以降の公開・IPテストで、受験直後に書き留めたオリジナルデータ
2. 公式教材(公式問題集4冊+Tactics for TOEICの模試2セット+Listening Practice+韓国の公式単語本)
3. 日韓の信頼できるTOEIC単語集
4. 韓国のネット情報
5. エッセンスで使用している教材・ビジネス単語本
6. 主要大学受験単語集
7. 主要高校受験単語集
まず、1を最優先し、2から頻度の高いものを加え、3で漏れをチェックし、4で韓国の最新情報を加え、5で1~4には入っていない重要ビジネス語を加え、6で基本単語の漏れがないかをチェックし、7で高校受験レベルの単語を削除する、という作業を行いました。ターゲット読者は500点以上とし、公立高校受験レベルの単語は、出題例がある、語法的に重要等の理由がない限り、基本的には掲載していません。
また、今回の単語集では、「フレーズで一気に覚える」「日→英で覚えられる」という点にこだわり、1000のすべての単語を、人間の短期記憶の1つの限界とされる7語以下のフレーズまたは短文にまとめてあります。なお、あらかじめ申し上げておきますが、四択式の問題集ではありません。「前の仕事 a f------- job」と空所があって、former(前の)を覚えるという形です。派生語や類義語に加え、必要な単語には出題ポイントや簡単な語源解説等を付ける予定です。フレーズの制作にあたっては、1~7に加え、複数の英英辞典やThe New York Timesを参照しました。
なお、特急シリーズは新書でレイアウト上の制約もありますから、発売時に上記が変更になる可能性がありますこと、再度ご確認ください。あれこれ盛り込み過ぎて見づらくなって読む気が失せてしまっては意味がありませんから。
現在の所、発売は未定ですが、3月の公開テストには間に合うよう鋭意作業中です。「TOEIC純度100%」の入魂の一冊にしたいですね。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。
先日、「ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~」(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)というマンガを、原稿執筆の合間に読んだのですが、そこに「漫画の神様」手塚治虫さんの次のようなセリフが出てきます。
「創作を志す者が、完璧をめざさないでどうするんですか!!」
われわれ凡人の想像をはるかに超えた手塚さんの完璧へのこだわりはこの本でお読みいただくとして、モノづくりに関して、玩具メーカー時代も今も私が信じていることは、「神は細部に宿る」ということです。
ユーザーには見えない基盤の配列の美しさにまでこだわったスティーブ・ジョブズではありませんが、「見えない部分へのこだわり」ってとても大切だと思います。もちろん、読者にとってどうでもいいことにこだわって、ただの自己満足になってはいけませんが。
たとえば、この本の中には、「TOEICに出る学問名」というコーナーを別枠で設ける予定です。「化学、生物学、社会学、ジャーナリズム」といった学問名は、求人広告の必要条件や人物紹介で出てきますよね。こうした単語を知らないと問題が解けないかというと、そういうことはありませんが、知っていた方が、内容理解が深まることは間違いありません。とはいえ、見出し語に入れるのはなんだか水増ししたような気がするので、別枠にすることにしました。
このコーナーを作る際、「まあオマケだし適当に思いつくものを入れちゃえ」と考えて作ることは可能ですし、読者も気付かないかもしれません。でもそうではなくて、公式問題集に出てくる学問名を調べ、ハーバード、スタンフォード、MITといった米国のトップ大学の専攻名をチェックして、その中からTOEICに出そうなものを選ぶべきだと思うのです。たとえそれがほとんどの読者がさっと読み流すコーナーであったとしても、です。
公開テストでは毎回新語が語彙問題で出題されるので、それを予測することは不可能です。単語集に掲載していない単語が出題されることだってあるでしょう。それは承知の上で、自分なりに100%の力を出し切った単語集にしたいと思っています。一人でも多くの読者に喜んでいただける一冊にしたいですね。
参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。
| HOME |