当時、私は地元の公立高校の二年生で、英語の成績は普通。TOEICを受けていたら200~300点台だったと思います。夏休みも、部屋でゴロゴロしたり、夜はTVで野球観戦したりして、のんびり過ごし始めていました。
そんなある日、ふと、部屋の片隅に「積ん読」状態になっている教材に目が留まったのです。受験を控えた息子の将来を心配した母親が春先に年間購読してくれた「トレーニングペーパー(以下トレペ)」という教材でした。
「トレペ」はその名の通り、単語・文法・和訳・精読といった英語の基礎「トレーニング」を毎日ひたすら地道に行う分厚い書き込み式のドリル本です。英語の勉強にそれほど関心のなかった私は、そんな見るからに辛そうな「トレペ」をやる気にはまったくなれず、手付かずのままずっと放置していました。
今となってはきっかけが思い出せないのですが、母親が何万円も払って購入した分厚い「トレペ」が何冊も積み上がった状態を見てさすがに心が痛んだのか、「いつになったらやんの?」と連日説教されるのが嫌になったのか、とにかく私は最初の一冊を手にして、やってみることにしたのです。
正直最初の数日間はドリルをこなすのに精一杯で、楽しくはありませんでした。ところが、数日経ったある瞬間、ある英文を読んでいて突然、「英語がわかる」ということに、全身に電流が走るような感動を覚えたのです。「日本語ではない外国の言葉で書かれたものを自分は理解している」という、それまで感じたことのない感覚でした。
結局その夏は、連日長時間「トレペ」に熱中し、休み明けには英語の成績が急上昇、卒業後には外国語大学へと進学することになったのです。私にとって1984年8月初めのあの一瞬は、文字通り「人生を変えた瞬間」だったといえます。
講師として、今年の夏が、一人でも多くの生徒にとってそんな「人生を変える夏」になってほしいと願っています。
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正解数の計算方法ですが、リスニングは、それぞれの項目別の誤答数を合計し、100からマイナスすると合計正解数になります。リーディングは誤答数の合計を100から引いても正解数にはなりません。これは、パート6の文脈タイプの問題とパート7の両文書参照型の問題が2つの項目で二重計上されるためです(点数に与える影響はほかの問題と同じです)。今回はメジャーで12問、マイナーで11問が二重計上されています。
なお、初めて表をご覧になる場合の表の見方につきましては、こちらの記事をご参照ください。AMの項目の内容につきましては、こちらの記事をご覧ください。
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<記入例>
【お名前】国際花子
【フォーム】4JIC16
【スコア】L330 R270 T600
【LAM】86 59 72 60
【RAM】50 67 38 50 73
ご報告の際は、以下あらかじめご確認ください。
(1)スコアと数字は念のため、送信前に再度ご確認ください。
(2)この分析は私が勝手に個人で行っているものなので、公式のものではありません。
(3)コメント欄にはご返事はしませんが、結果をまとめた表をUPさせていただきます
ご協力よろしくお願いします。
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パート1 やや易(難度の高い問題が比較的少なく、易しかったと思います)
パート2 普通(前回に続いて聞き取りづらい女性が登場しましたが、通常レベルだったと思います)
パート3 普通(特に難しいセットはなかった印象です)
パート4 やや易(特にひねった問題もなく、全体的に易しめだったと思います)
パート5 普通(前半は易しめでしたが、後半はややハイレベルな語彙問題も出ました)
パート6 やや易(全体的に文書が短めでした)
パート7 普通(序盤は易しめでしたが、DPの後半は後述の理由により大苦戦しました)
今日の会場は東京農工大だったのですが、部屋に入った途端、「む~ん」とすごい熱気が。黒板には「これ以上温度は下げられません。熱中症にならないよう、部屋の外で水分補給をしてください」と大きく書かれています。節電のため空調を強くできないのでしょうか。あまりの暑さにクレームも出ましたが、どうしようもないようで、試験はそのまま始まりました。
普段冷房を部屋で使わない私にとっては耐えられない暑さではなかったので、なんとか試験に集中していたのですが、残り20分になったとき、暑すぎると判断したのか、突然、試験官が全部の窓をガラガラと開け始めたんです。私は窓際の席だったので、当然その間は試験に集中できません。しかも、東京農工大は木々に囲まれた緑豊かなキャンパスなので、窓を開けた途端一斉に大きな蝉の声が聞こえてきました。「会場の環境が悪くて満点を逃した」と言い訳はしたくないので最後まで全力投球しましたが、残っていた最後の2つの長文の内容がなかなか頭に入って来ず、解くのに普段の倍の時間がかかってしまいました。正解できたか自信もありません。見直しの時間も3-4分しか取れず、マークミスやNOTの見落とし等、細かい部分までチェックできませんでした。連続満点記録最大のピンチかもしれません。ともあれ、まあこれも試験ですからね。全力は尽くしました。
会場から駅までの帰り道、「暑かった」という声があちらこちらから聞こえてきましたが、7月の試験会場は、ある程度冷房設備の整った会場にしてほしいなと思います。
ではでは。受験された皆さん、お疲れ様でした。今日はゆっくり休んで、明日からまた次の試験に備えて勉強をスタートしましょう。私もこれから「読解特急5」の原稿執筆に励みます。
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【お名前】
【今回の目標スコア】
【過去最高点】
【コメント】
記入例
【お名前】手苦巣正哉
【今回の目標スコア】 600
【過去最高点】 550
【コメント】 600取りまっせ。
上記のようなコメントを書いた後、ベストスコア祈願のクリックを、それぞれの思いを込めた気合の掛け声と共に下記バナーにてお願いします。皆さんのスコアアップと、私のブログランキングアップ(笑)の一挙両得をせこく狙っています。ご自身の成功イメージを描いてクリックしてください。皆さんのご健闘をお祈りしております!
PS:夏場のTOEICは冷房対策が大切です。会場によって室温に差がありますので、上着を用意する等、自分で体感温度を調整できるように心掛けましょう。飲み物も要注意です。試験直前にあまり飲み物を取りすぎるとトイレに行きたくなってしまうので、水分は早めに摂取し、会場入りしたらすぐにトイレに行きましょう。
↓ベストスコアを祈願するTOEIC神社です。祈願の鐘を鳴らしてください。
【お名前】
【スコア】 L R T
【過去最高点】
【感想】
記入例
【お名前】 国際花子
【スコア】 L320 R200 T520
【過去最高点】 450
【感想】500点越えました! 嬉しいです。 次は600点目指して頑張ります!
上記のようなコメントを書いた後、結果が期待通りだった方は喜びの気持ちを込めて、期待に達しなかった方はお祓いの意味と次のテストへの飛躍を誓って、「えいっ」と気合を入れながら、お賽銭代わりにページ下部の人気ブログランキングのバナーをクリックしていただけるとご利益があるかもしれません。
PS:私はすでにPart4で1問ミスが確定し、Part2でも1問聞き逃してしまいました。最近リスニングで凡ミスが続いているので、週末の公開テストでは気合を入れなおさないといけません。
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とアホなことはこの程度にして、ふと思い立ち、TOEIC公開テスト22回連続990点というマニアックな記録の間のアビメの数字を表にしてみました。こんな表に興味のある人がいるとは思えませんので、単なる自己満足です。
一見して明らかなのは、ここ最近のPart2のミスの多さですね。それまで19回連続ノーミスだったL1でここ最近3回立て続けに失点しています。情けないことに前回など2ミスという体たらくです。普段のトレーニング不足で反射神経に衰えが出ているのかもしれません。少し問題演習を取り入れた方がよさそうですね。
全然意識していなかったのですが、ここ最近12回連続でリーディングはパーフェクトです。まあ出題範囲や語彙レベルが一定のTOEICですから、この辺は英語力ではなく集中力やテストスキルの影響が大きいと思います
6月の公開テストでL1にミスがあるかどうかは不明(1問自信無し)ですが、7月の公開テストでは確信を持ってPart2を全問正解することを目標にしたいと思います。
久しぶりに更新した記事がこんなマニアックな自己満足ですみません。次回はもう少し読者のためになる記事をUPします(多分)。
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