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『リノベーション』の利用者向け住宅ローン
- 2012-09-13(18:56) /
- 住宅ローン
若い世代を中心に背伸びをしない堅実消費志向が広がっている影響なのか、
間取りまで含めて中古住宅のデザインを一新する『リノベーション』の利用が都内を中心に
広がりつつあるようです。
現在、日本の空家率は約13%と欧州に比べて非常に高く、財産が生かされて
いない現状は、非常にもったいないものがあります。
こうした中古住宅市場が活性化することは、資源の有効活用及び、環境のために喜ばしいこと
だと思います。
そんな中、注目を集めてきているのが、
中古住宅の購入費用とリフォームの工事費用を一本化した
住宅ローンです。
以前はリフォーム部分は高金利のリフォームローンを使わなければならなかったので、
なかなか中古住宅市場の活性化とはいきませんでした。
しかし最近では、このような住宅ローンをスルガ銀行、千葉銀行、八十二銀行などの
民間金融機関が取扱いしていたり、また、住宅金融支援機構の「フラット35」でも中古取得と
改修工事費をまとめて借りられる「リフォームパック」が7月から登場しました。
既存の住宅ローンの過度な金利競争もそろそろ限界にきており、そういったことから脱却のため、
一部の金融機関でこういった新たなローン商品の開発・提供が加速しているようです。
金融先進国の米国では、「ポータブル住宅ローン」や「アシューマブルローン」と
いった買い替えに特化した住宅ローンがあり、中古住宅市場(買い替え需要)の活性化を計って
います。
わが国でも、この『リノベーション』の増加を利用して、住宅金融(個人向け住宅融資)の機能強化を
柔軟におこなって、中古住宅市場の拡大と活性化をお願いしたいと思います。
何にせよ、現状の日本の住宅ローンは、内在するリスクを借り手側に一方的に押し付けていて、
いざとなれば公的資金等で守られる金融機関がリスクをとらない(硬直化している)ことが問題
だと感じます。
参考にしたHPアドレス↓
http://sumai.nikkei.co.jp/edit/twatch/detail/MMSUc2000010092012/
間取りまで含めて中古住宅のデザインを一新する『リノベーション』の利用が都内を中心に
広がりつつあるようです。
現在、日本の空家率は約13%と欧州に比べて非常に高く、財産が生かされて
いない現状は、非常にもったいないものがあります。
こうした中古住宅市場が活性化することは、資源の有効活用及び、環境のために喜ばしいこと
だと思います。
そんな中、注目を集めてきているのが、
中古住宅の購入費用とリフォームの工事費用を一本化した
住宅ローンです。
以前はリフォーム部分は高金利のリフォームローンを使わなければならなかったので、
なかなか中古住宅市場の活性化とはいきませんでした。
しかし最近では、このような住宅ローンをスルガ銀行、千葉銀行、八十二銀行などの
民間金融機関が取扱いしていたり、また、住宅金融支援機構の「フラット35」でも中古取得と
改修工事費をまとめて借りられる「リフォームパック」が7月から登場しました。
既存の住宅ローンの過度な金利競争もそろそろ限界にきており、そういったことから脱却のため、
一部の金融機関でこういった新たなローン商品の開発・提供が加速しているようです。
金融先進国の米国では、「ポータブル住宅ローン」や「アシューマブルローン」と
いった買い替えに特化した住宅ローンがあり、中古住宅市場(買い替え需要)の活性化を計って
います。
わが国でも、この『リノベーション』の増加を利用して、住宅金融(個人向け住宅融資)の機能強化を
柔軟におこなって、中古住宅市場の拡大と活性化をお願いしたいと思います。
何にせよ、現状の日本の住宅ローンは、内在するリスクを借り手側に一方的に押し付けていて、
いざとなれば公的資金等で守られる金融機関がリスクをとらない(硬直化している)ことが問題
だと感じます。
参考にしたHPアドレス↓
http://sumai.nikkei.co.jp/edit/twatch/detail/MMSUc2000010092012/
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