日本経済新聞の暗渠記事に取材協力しました
「東京・渋谷川の暗渠をたどる」という記事。
渋谷付近に行く頻度がめっきり減ったせいか、なんだか行くたびに渋谷川周辺も変わっている印象があります。
「蛇」の証言は、渋谷川といえばの梶山公子さんと一緒に渋谷川を歩いているときに、参加されていた方のものでした。当時はまだその一角はちょっとさみしい感じの駐輪場で、渋谷川のちょっと汚れた護岸やら水面をわたしは想像することができ、そこに蛇を(脳内で)泳がせました。
東京人のロケハンにやってきたとき、その空間は既に駐輪場ではなく、まっさらで真っ白に整備された、立ち入り禁止の空間でした。
そして今回、約半年後に訪れた同じ空間は開放されていて、テラス席のついた飲食店へのアプローチとなり、若い人たちが(時期的にたくさん、ではないけれど)歩いていました。
脳内で蛇を泳がせるには、不釣り合いな雰囲気になってきたなぁ…とは思うものの、変わり続けることが渋谷らしいのかもしれない。渋谷川の風景の時層は、この数年でさえも、何層も何層も増えてゆく。
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