This best shot
次回アップ予定:Scene-561 古利根川『清地橋~古川橋』 (2020/04/06)
[Vol-08] 今回は前回、最後に寄った山下稲荷から継続遡上して、宮東橋、宮東橋水管橋までの紹介です。では、山下稲荷から北西方向に約500m進み、曹洞宗寺院の浄春院から紹介します。常陸国行方郡上戸村長国寺の末寺で、創建は不詳。梅室門英により開山、一色宮内大輔公保による開基と云われています。山号:不二山、本尊:釈迦牟尼仏、所在:春日部市小渕2156。総門脇に石幢六角地蔵尊が在りますが、各面に地蔵尊が2体ずつ、柱上に地蔵菩薩が座られている珍しいタイプです。
浄春院の北隣に鷲神社が在りますが、ショートカット出来る道が無いので総門まで戻り左回りで迂回します。鳥居の扁額に、鷺神社と鷲神社が併記されています。拝殿は中央が板壁で仕切られ、左が春日部市小渕の鷺神社、右が杉戸町本郷の鷲神社になっている珍しい神社です。かつて、小渕と本郷が喧嘩して神社を二つに分けたと云われています。創建は不詳ながら、1853年(嘉永6)の記録には既に、一宮二社の形式をとっていた事が記されており古社です。祭神:国常立命(鷺神社)、天穂日命(鷲神社)、所在:春日部市小渕2150。鳥居は2001年(H13)、狛犬は1864年(元治1)の建立の流れ尾形狛犬です。賽銭箱は左側の鷺神社側ですね(笑)。
参道入口に戻り、北進、埼玉霊園の中を過ぎって350m先の古利根川沿いの左岸側遊歩道に出ます。右岸側から姫宮落川(流路延長10.7km)が流入しています。釣り人も居ますね、釣れてまっか?
岸辺に黒い鳥の集団、カラスかな?いいえ、オバハン、もといオオバンでした(笑)。ヒドリガモも集団ですね。鳥を撮りながら暫し休憩です。
古利根川沿いに遡上して、途中から日光街道を過ぎって北東約1.4km先に在る、浄土宗寺院の天然寺へ行きます。創建は不詳、本尊:阿弥陀如来像、所在:北葛飾郡杉戸町堤根3777。
小径を挟んで天然寺の東隣に稲荷神社が在りました。創建は不詳、祭神:稲荷神、所在:北葛飾郡杉戸町大字堤根3629。
堤根稲荷神社から北西400m程に在る、曹洞宗寺院の九品寺へ行きます。中川を遡上した時もそうでしたが、北葛飾郡に在る寺社には教育委員会の由緒案内の類が建っていませんね。なので、此処も創建等は不詳、本尊:釈迦如来像、所在:北葛飾郡杉戸町堤根3913。
九品寺から北東240m程に在る、堤根の諏訪神社へ行きます。此処も創建等は不詳、祭神:建御名方命、所在:葛飾郡杉戸町堤根2560。鳥居は2017年(H29)の建立です。
諏訪神社から北西360mに在る、堤根の香取神社へ行きます。おっ、珍しくも教育委員会の由緒案内が建っていましたよ(笑)。創建は不詳ながら、旧国道沿いに在った鳥居に1337年(延元2)と刻まれており、古社になります。祭神:経津主命、所在:北葛飾郡杉戸町堤根4069。
香取神社から日光街道を経由して西に約400m進むと、今回終着地点の橋となる『#27宮東橋』と水管橋です。古利根川左岸の北葛飾郡杉戸町堤根と右岸の南埼玉郡宮代町宮東とを結び、一般道が通ります。かつては、百間村(宮東)から堤根村(杉戸町)を結んだ、矢島の渡しが在った場所です。
名称:宮東橋
構造種別:2径間PC桁
河口からの距離:18.9km
橋の長さ:約60m
有効幅員:約11m
完成:1989年(H1)
宮東橋の上流隣に架かるのが『#28宮東橋水管橋』です。埼玉県企業局の管理で、行田浄水場から東部配水場経由で杉戸町などへ送水される上水管が亘っています。
名称:宮東橋水管橋
構造種別:2径間三弦トラス
河口からの距離:18.9km
橋の長さ:79m
水管径:φ700
完成:1981年(S56)
>>>後書き<<<
少しブログスペースが出ましたので、溜まっている稚拙料理の在庫処分です(笑)。
■アスパラ肉巻きフライ、■イクラ雑炊、■すきやき風炒め、■ズッキーニ炒め
■ステーキ、■ハムエッグこーん、■ビーフシチュー、■ピザトースト
■ポトフパスタ、■牛皿、■焼うどんバーグ、■焼きたらこパスタ
■天玉ウドン、■豚ピー目玉、■豚汁うどん、■豚生姜焼き
■豚白菜人参煮、■肉ピー炒飯、■帆立カツオ、■麻婆天カスうどん
次回は宮東橋水管橋から継続遡上して、清地橋、古川橋までの紹介になります。
お気付きの点、照会などがありましたら下の[拍手]ボタンからコメントを送って下さい、非公開なので気軽にどうぞ。尚、問い合わせ等につきましては、返信用のメアドの書き込みも願います。
[拍手]ボタン
Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
紹介しています
.
. ご訪問ありがとうございます