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次回アップ予定:Scene-502 中川『船渡橋~玉子橋』 (2019/06/02 12:00)
[Vol-26] 今回は松富橋から継続遡上して、大榎橋、万年橋までの紹介です。では松富橋から右岸側の遊歩道で遡上します。250m程進むと、道端に廃バスが鎮座しています。何故こんな場所に在るのか不思議ですね。其の先、左手に田宮南部排水機場、右手中川沿いに排水樋管が在ります。此の付近の田畑からの灌漑用水の排水、四ケ村落(しかむらおとし)などが四方から集結している場所です。所在:北葛飾郡杉戸町大塚。
田宮南部排水機場の120m北西に大塚香取神社が在ります。創建など不詳、畑の中に拝殿と庚申塔だけ在ります。祭神:経津主神(推定)、所在:北葛飾郡杉戸町大塚62。農道を400m程迂回、四ケ村落に架かる橋を渡って中川右岸沿いに戻ります。
遊歩道を700m程遡上すると『#63大榎橋』です。中川左岸の春日部市榎・倉常と右岸の北葛飾郡杉戸町大塚とを結び、一般道が通ります。橋名は両岸地区名から一文字ずつを冠とした命名ですね。右岸側に1747年(延享4)建立の青面金剛庚申塔が並んでいます。道標も兼ねていて、「左ハせきやど道、右ハ江戸並新川道、中ハ庄内領宝珠花道」と記されていて、此の場所が宝珠花河岸へ通じる倉常の渡し場でした。
名称:大榎橋
構造種別:6径間鈑桁
河口からの距離:47.9km
橋の長さ:約30m
有効幅員:約2.5m
完成:不明
大榎橋の右岸側から西120mに大塚の天王様と呼ばれる、大塚八坂神社が見えます。創建は不詳ながら、約300年前に此の地方一帯が洪水に遭った際に、幸手市長間から御神体と神輿が流れ付き、村人らがお社を建てて、祀ったのが始まりとされています。祭神:素戔嗚尊、所在:北葛飾郡杉戸町大字大塚347。鳥居は1863年(文久3)の建立です。
八坂神社から西230mに真言宗豊山派寺院の延命寺が在ります。創建など不詳です。普通、寺社などの歴史的建造物などには、其の地区の教育委員会による由緒案内や史跡案内が立っているのですが、此の辺りは何も無いね。なので、検索しても何も出て来ずにお手上げです(笑)。山号:医王山、所在:北葛飾郡杉戸町大塚1045。
延命寺から北西330mに北蓮沼の香取神社が在ります。県道319号線沿いに在りますが、車通らないね。東へ3km程で千葉県、埼玉県の端だからね。此処も創建は不詳、拝殿の隣に慈眼山と云うお堂が在ります、神仏分離前の名残ですかね。境内社の奥に地蔵さんが8体並んでいますが、味わいの在る顔してますね。祭神:経津主神(推定)、所在:北葛飾郡杉戸町北蓮沼169。
香取神社から北東250m、中川沿いに移動します。200m程先、左手に貯水池が在ります。地図では、権現堂第五揚水機場となっています。灌漑用水へ常時供給維持する為の溜池ですね。
権現堂第五揚水機場から北へ360m程進むと、今回終着地点の橋となる万年橋ですが、左岸側東230mに倉常神社が在りますので、先に紹介します。畑の中に鎮座していて判りやすいですね。1648年(慶安1)の創建と云われています。1874年(M7)に村社列格、1909年(M42)稲荷神社、香取神社、日枝神社の三社を合祀した際に地名の倉常神社に改称しています。祭神:軻遇突知命、所在:春日部市倉常277。鳥居は1925年(T14)の建立です。
倉常神社から『#64万年橋』へ戻ります。左岸の春日部市倉常と右岸の北葛飾郡杉戸町才羽とを結び、一般道が通ります。
名称:万年橋
構造種別:4径間鈑桁
河口からの距離:49.2km
橋の長さ:約64m
有効幅員:約9m
完成:1981年(S56)
>>>後書き<<<
今回、見処が少なかったので、稚拙料理で穴埋めです。
■キャベピーウインナ炒め、■じゃこ天焼きそば、■チキンスティック炒飯、■トンカツ皿
■ハムエッグ、■ハム玉キャベツ炒め、■バラハン・ピーマン、■ぶどうパン
■エビフライ皿丼、■豚バラ牛蒡天、■豚バラ大根、■豚ピー炒飯
■鮪山掛け皿、■明太玉子焼きそば、■野菜炒めエッグ、■残飯炒飯
次回は万年橋から継続遡上して、船渡橋、玉子橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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