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次回アップ予定:Scene-504 中川『吉田橋~吉川橋水管橋』 (2019/06/10 12:00)
[Vol-28] 今回は玉子橋から継続遡上して、天神橋側道橋、天神橋、高平橋までの紹介です。では、玉子橋左岸側の神社から紹介します。東詰めから北東300m程に香取神社が在ります。此の付近には香取神社が沢山在ります、元は水神だったそうなので河川沿いに多く在るのが納得出来ますね。惣新田香取神社の創建は1701年(元禄14)と云われており、当初は氏神として祀られていましたが、新田開発が進み戸数が増えた事で村の鎮守になったそうです。祭神:経津主命、所在:幸手市惣新田356。
惣新田の香取神社から北西260m程に一ツ谷の香取神社が在ります。創建は不詳、拝殿は修復中でした。祭神:経津主命、所在:幸手市惣新田425。狛犬もおらず撮るものが無いので、畑の菜の花でも載せておきますね(笑)。
玉子橋に戻り右岸側に移動します。西詰めから北西360m程に長間の畑の中に香取神社が在ります。創建は不詳、祭神:経津主命、所在:幸手市長間187-1。鳥居は2011年(H23)の建立です。
長間香取神社から北700m程に在る、真言宗豊山派寺院の東光院へ行きます。創建は不詳、山号:日照山、寺号:金剛寺、本尊:大日如来像、所在:幸手市長間359-1。
東光院から北東100mに『#67天神橋』が架かっています。中川左岸の幸手市惣新田と右岸の幸手市長間とを結び、埼玉県道383号線(惣新田幸手線)が通ります。上流560m程に在る天満宮(天神社)が橋名の由来みたいです。先代の架橋は1928年(S3)の木橋でした。
名称:天神橋
構造種別:2径間鈑桁
河口からの距離:52.7km
橋の長さ:約50m
有効幅員:約7m
完成:不明
天神橋上流隣に架かるのが『#68天神橋側道橋』で、人道専用橋ですね。
名称:天神橋側道橋
構造種別:2径間鈑桁
河口からの距離:52.7km
橋の長さ:約51m
有効幅員:約2m
完成:不明
天神橋側道橋を左岸側に渡り、東80m程に下沢目木の香取神社が在ります。境内の由来案内によると、1967年(S42)、区内に在った香取神社2社と稲荷神社を合祀した香取神社です。祭神:経津主命、保食命、所在:幸手市惣新田1074-1。鳥居は1812年(文化9)の建立です。
天神橋に戻り左岸沿いに遡上します。160m程上流、灌漑用排水路が流れ込んでいます。惣新田悪水路ですね。
更に350m程進むと、右手に天神八幡神社(天満宮)の鳥居が見えます。創建は不詳。大昔、中川が増水により氾濫した際に、上流から御神体が流れ付き、此れを村人が慎み敬って奉祀した事に始まると伝えられています。祭神:菅原道真公、所在:幸手市惣新田2323。二之鳥居は1998年(H10)の建立です。入口脇に真新しい青面金剛庚申塔が在ります、復刻版ですかね。
天満宮から中川沿いに480m程遡上すると、今回終着地点の橋となる『#69高平橋』です。左岸の幸手市惣新田と右岸の幸手市中野とを結び、一般道が通ります。先代の架橋は1928年(S3)の木橋でした。
名称:高平橋
構造種別:7径間RC桁
河口からの距離:53.7km
橋の長さ:約35m
有効幅員:約3m
完成:不明
高平橋右岸側80mに中野神社が在るので、此方を紹介してから終わりにします。中野神社の創建は不詳、かつては村の鎮守として日枝社と香取社が在り、明治の社格制定の際に香取社が村社に列格、1915年(T4)に日枝社を合祀して、社号を中野神社に改称しています。祭神:経津主神、大山咋神、所在:幸手市中野827。鳥居は1926年(T15)の建立です。
>>>後書き<<<
次回は高平橋から右岸側を継続遡上して、吉田橋、吉川橋仮橋、吉川橋水管橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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