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次回アップ予定:Scene-492 中川『旭橋~豊橋』 (2019/04/07 12:00)
[Vol-20] 今回は新川橋から継続遡上して、弥生橋、赤岩橋までの紹介です。では、新川橋東詰めから北東220m程に在る曹洞宗寺院の東泉寺から紹介します。創建は不詳、本尊:釈迦牟尼仏座像、所在:吉川市川藤220。
東泉寺から北500m程に武輝神社が在ります。境内の由来案内によると、此の地は江戸時代には下総国に属し香取神社の領地でもあり、鎮守として分祀され、1871年(M4)に武輝の社名を冠したと云われています。1912年(M45)の神社合祀令により、川藤地内の香取社、稲荷社、女体社、山王社、雷電社、天神社を合祀しています。祭神:経津主命、所在:吉川市川藤694。鳥居は1940年(S15)の建立です。
武輝神社から北300m程に日蓮宗寺院の蓮福寺が在ります。創建は不詳、赤岩の鬼子母神信仰で知られているお寺です。山号:妙法山、所在:北葛飾郡松伏町下赤岩286-1。
蓮福寺山門前から西に170m程進むと、新川橋から910m上流に架かる『#40弥生橋』です。中川左岸の北葛飾郡松伏町下赤岩と右岸の同じく北葛飾郡松伏町下赤岩とを結び、埼玉県道67号葛飾吉川松伏線が通ります。下流側は欄干交換工事中なので下流方向の画は、無しです。
名称:弥生橋
構造種別:4径間鈑桁
河口からの距離:33.2km
橋の長さ:約100m
有効幅員:約11m
完成:1976年(S51)
弥生橋の下流右岸側から流入している河川は、大落古利根川(おおおとしふるとねがわ)流路延長(26.7km)で、昔の利根川だそうです。東武線沿いに流れているので、遡上は楽そうですね、遡上予定に組込みましょう。中川右岸沿いに流れている八間堀(農業用水路)も、此処の大落古利根川に排水されています。
弥生橋を右岸側に渡り、北西350m程に在る、真言宗豊山派寺院の東陽寺へ行きます。元禄年間(1688~1704年)以前の創建と伝えられていますが、度々の焼失により詳細は判りません。1962年(S37)雷火で本尊と共に本堂を焼失してしまい、1966年(S41)に再建されています。
山門は二層構造の二重門です、前面に仁王像、背面に風神と雷神とで守護しています。何れも芸術的で好きですね。周りに金網が張られているので、スマホのレンズを網の目に合わせて、あゝでもない、こうでもないと色々な方向からパチリです(笑)。山号:赤岩山、本尊:日限不動明王像、所在:葛飾郡松伏町下赤岩532。関東88ケ所霊場の第77番札所です。東陽寺の北口から出る所に、かえる堂が在りました。戦時中に供出された半鐘が其の後、無事に帰ってきた運が良い半鐘で、皆無事に帰る、幸せが戻る事を願って四阿に吊るされています。
東陽寺から東350m程に先程の八間堀が流れ、無名橋を渡ると隣に中川が流れています。刈り取りが終わった畑の中に、何か動いていますね。望遠で拡大すると小鳥です、取り敢えずパチリ。後で確認すると、初対面のノビタキの♀でした。
無名橋の先に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#41赤岩橋』です。左岸の北葛飾郡松伏町下赤岩と右岸の同じく北葛飾郡松伏町下赤岩とを結び、一般道が通ります。創架は1924年(T13)です。
名称:赤岩橋
構造種別:10径間PC桁
河口からの距離:33.8km
橋の長さ:約60m
有効幅員:3m
竣工:1958年(S33)
>>>後書き<<<
次回は赤岩橋から継続遡上して、旭橋、田嶋橋、豊橋側道橋、豊橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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