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次回アップ予定:Scene-479 中川『京成本線中川橋梁~中川大橋』 (2019/02/02 12:00)
[Vol-07] 今回は奥戸橋から継続遡上して、青砥橋、高砂橋までの紹介です。では、奥戸橋を右岸側に渡り、寺社に寄りながら遡上します。最初は北西250m程に在る、真言宗豊山派寺院の南蔵院から紹介します。東新小岩の正福寺末で、創建は不詳ながら、長保年間(999~1004年)に熊野権現を勧請して五方山と名付けたのが始まりで、1427年(永享1)に正福寺第5世法印賢寛により中興されたと云われています。山号:五方山、寺号:立石寺、本尊:大日如来坐像、所在:葛飾区立石8-40-25。南葛八十八ケ所霊場の37番、新四国四箇領八十八ケ所霊場の17番、荒綾八十八ケ所霊場の4番札所です。
南蔵院の北東130m程に立石の熊野神社が在ります、先程の南蔵院が別当でした。創建は不詳ながら、此処も長保年間(999~1003年)に、陰陽師阿部晴明により勧請されたと伝えられ、立石村の鎮守でした。祭神:伊邪那岐大神、速玉男大神、事解雄大神、所在:葛飾区立石8-44-31。入口鳥居は1916年(T5)、脇鳥居は2014年(H26)、狛犬は1964年(S39)の建立です。
熊野神社から北西300mに在る真言宗豊山派寺院の宝泉寺へ行きます。1612年(慶長17)に僧宥静法印により創建されたと云われています。江戸時代には肥前国平戸藩主松浦家の隠居寺となっていたそうです。山号:覚王山、院号:密厳院、本尊:大日如来像、所在:葛飾区青戸1-18-16。南葛八十八ケ所霊場の63番、新四国四箇領八十八ケ所霊場の16番、荒綾八十八ケ所霊場の18番札所です。
宝泉寺から北260m程に在る、福森稲荷神社へ行きます。右岸側遊歩道を進むと、左手に鳥居が見えて来ました。旧福森村の鎮守で、1796年(寛政8)の創建と云われています。狛犬は鳥居右脇に直交した変則配置ですね。先程の宝泉寺が別当でした。祭神:倉稲魂命、所在:葛飾区青戸1-11-6。鳥居は1995年(H7)、狛犬は1872年(M5)の建立です。
福森稲荷神社から北170m程に中原八幡神社が在ります。創建は不詳、江戸時代初期に開墾された旧中原村の鎮守でした。祭神:誉田別命、所在:葛飾区青戸2-2-2。鳥居は1981年(S56)、二之鳥居は1927年(S2)、狛犬は1928年(S3)の建立です。
中原八幡神社から東に160m程進むと、『#17青砥橋』です。中川左岸の葛飾区高砂1丁目と、右岸の葛飾区青戸2丁目とを結び、都道318号線(環七通り)が通ります。橋名は鎌倉幕府の引付衆(中期鎌倉幕府において創設された訴訟機関)であり、此の地を領していた青砥藤綱が由来と思われ、京成本線の青砥駅も同様ですね。尚、「砥」は削れて無くなる事から「戸」とした、青戸が地名になっています。両端の据付け橋を含むと640.8mです。
名称:青砥橋
構造種別:2径間連続箱桁
河口からの距離:11.9km
橋の長さ:約233m
有効幅員:約20m
竣工:1985年(S60)
青砥橋を左岸側に渡り、南西150m程に在る諏訪野八幡神社へ行きま..せん(笑)。前弾の新中川遡上時の最終回に近くに来ていますので、序の先撮り済みなんですよ。創建は不詳、旧諏訪村の鎮守でした。祭神:誉田別命(推定)、所在:葛飾区高砂1-18-1。
青砥橋から約400m先で中川は左手に本流の流れを変え、右手方向が前弾紹介の派生河川である新中川になります。青砥橋の460m上流に架かるのが、今回終着地点の橋となる『#18高砂橋』です。付近には「曲金の渡し」が在った場所で、左岸の葛飾区高砂2丁目と、右岸の葛飾区青戸2丁目とを結び、都都市計画道路補助280号線が通ります。橋名は左岸地区名からの命名ですね。創架は1932年(S7)竣工の鈑桁橋で、現在の橋は2代目になります。高砂橋東詰めから北東450m程に在る京成本線の京成高砂駅から帰宅します。
名称:高砂橋
構造種別:2径間達続斜張橋
河口からの距離:12.3km
橋の長さ:186.5m
有効幅員:15.8m
竣工:2003年(H15)
>>>後書き<<<
ブログスペースが少し出たので、溜まっている稚拙料理の蔵出しです。
■アスパラねぎ入り玉子、■アボガドカレー、■いくらビーフン、■ウインキャベ玉子焼き
■レアステーキ、■海鮮茶漬け、■海老スパ、■山芋焼きサーモンサラダ
■獅子唐焼きそば、■小海老フライ、■人ピー豚引き炒め、■豚カツサラダ
■豚テキの葱味噌焼き、■肉野菜炒め、■野菜ラーメン、■檸檬チキンサラダ
次回は高砂橋から遡上して、京成本線中川橋梁、中川大橋までの紹介です。
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Author:mark60
関東地区の河川に架かる橋を
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