こんにちは、筋肉料理人です。
「ひゃくひろ」ってご存知でしょうか?ひゃくひろはクジラの腸のことで、クジラの腸は凄く長いので百尋(成人が手を広げた長さが一尋)と言って、珍味として珍重されていました。おなじ「ひゃくひろ」って名前ですが、マンボウのひゃくひろです。
土曜日に佐賀県唐津市で開催された「D-1グランプリ」に行ってきました。地元の商店街主催の丼料理コンテストで、和洋食店やカフェ、居酒屋など16店が参加、それぞれのお店の特徴を生かした丼を基本500円でたべられます。これに行ってきたんです。その様子はレシピブログの連載に書いてますので、ご覧頂ければと思います。→
D-1グランプリ 佐賀県唐津市には呼子町があって、ここはいかの活造りが有名です。そして隠れた名物にマンボウがを食べられるんです。マンボウはあの変わった形の魚ですが、意外に刺し身で食べらるし、でかくなる魚なのでハラワタもでかい。こちらではマンボウのひゃくひろとして珍重されてます。D-1グランプリ会場の商店街で見つけたので買ってきました。
マンボウのひゃくひろの湯引き魚屋さんに聞くと食べ方は湯引き、煮付け、塩焼き、色々あるようです。今回は魚屋さん一押しの湯引きにしました。ポイントははご竹よく湯引くこと。しっかり掃除したひゃくひろを、たっぷりの熱湯に1~2分つけ、冷水で冷まします。歯ごたえよく湯引くのが大事だそうです。
作り方
1)ひゃくひろは切り開いて流水で洗い、表面の汚れをしっかり取り除きます。掃除したらバットにあげ、日本酒をふりかけておきます。ひゃくひろは魚の内臓ですので、鮮度のいいものをお求め下さい。冷凍もできるそうです。
2)鍋に多めの湯を沸かし、ヒャクヒロを入れます。沸騰するかしないかくらいの火加減で1~2分煮ます。
これを氷水で冷まします。
10分位氷水にさらし、完全に冷ましたら、水から上げて水切り、ペーパータオルで包んで水気を吸い取ります。
3)水切りしたひゃくひろを3~5mmの厚みに切り、大根けん、大葉を敷いた皿に盛りつけます。紅葉おろし、刻みねぎ、ポン酢しょうゆ、酢味噌を添えてできあがりです。酢味噌レシピはこちら→
柚子風味の辛子酢味噌「マンボウのひゃくひろの湯引き」の完成です!
味自体はたんぱくで濃い味はありませんが歯ごたえがとても良く、噛むほどに旨みが広がっていく感じです。酢味噌で食べても美味いし、紅葉おろし+ポン酢しょうゆでもいけました。どちらかと言えば酢味噌のほうがいけるかなあ?こういう珍味は地元ならではのものですから、唐津市のD-1グランプリ見物に行った甲斐がありました。また見つけたら買うと思います。マンボウのひゃくひろは美味しかったです。
ついでにブロッコリーのごまマヨネーズ和えです。
材量 3人分
ブロッコリー 150g
A
すりごま 大さじ3
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
練りからし 小さじ1/2
作り方
1)ブロッコリーは小房に切り分け、耐熱ボウルに入れてラップをかぶせ、電子レンジ(500w)で3分加熱します。
加熱が終わったら水が出てるのですて、風を当てて冷まします。
2)ボウルにAを入れて混ぜ、1)を和えればできあがりです。
皿に盛りつけて頂きます。
とっても簡単、ブロッコリーのごまマヨネーズ和えの完成です~
電子レンジ加熱し、水で冷まさず風を当てて冷ましたブロッコリーは水っぽさが無く、味がしっかり絡まります。野菜自体の甘味も出ますので、素材の美味しさをそのまま味わえる感じです。こちら佐賀ではこれからブロッコリーが安くなります。食べる機会が増えそうです!
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コメント
balijin
2014/01/28 URL 編集
balijin
2014/01/28 URL 編集
筋肉料理人
タイトルにマンボウってつけとけばよかったです。
マンボウのひゃくひろ、食べるって所、多いんですね。
2014/01/30 URL 編集