領収書の攻防@マヤ・ブッティックホテル
ใบเสร็จ バイセット=領収書、レシート
参考までに発音をカタカナで書きましたが、そのまま読んでもまず通じません。実際に使う際は、辞書等で発音記号を確認してください。
前の話はここ
Agodaの功罪、いや大罪!
さて、あたらに宿を探さなくてはならなくなった3泊目以降
バックパッカー向けの安宿の多くは廃墟状態、また営業しててもメンテナンスされていないはずなのでどーしようかな〜
で、もしもの場合の保険にしていたのが、Timeホテルの隣にあるMaya Boutique Hotel/マヤ・ブッティックホテル。
2019年の写真(左がMaya,、右がTime)
実はここ、以前はハノイ・オールドクオータホテルといい、定宿だったのだ。
なぜここをやめて隣のTimeホテルに移ったかはここ↓
ハノイの定宿でトラブルで久々にブチ切れた、部屋を移っても移っても次から次に襲いかかる罠
で、2019年に来た時にはすでにマヤ・ブッティックホテルに変わっていたのだが、あまりにもキレイになっていたしagodaで調べると1300-1500THBはしたのでちょっと躊躇していた。
が、今回は躊躇などしていられない。
この周辺が気に入っているし、今更初めてのところを一から探す気力はない。
必然的に隣のマヤ・ブッティックホテルに入って行った。
カウンターにはちょっと可愛い顔をした年齢不詳の女子(18にも見えるし20代後半にも見える)がいた。
今日部屋空いてますか?
頷きながら電卓で700,000(1,080バーツ)と打ってオレに見せてきた。
結局この娘は英語を全く話せないことが分かったのだが、オレの最初の「Do you have a room tonight ?」は理解したようだ。
予約票を持っていない外人が来たら99%この用件だからねw
「3泊するけど、先に部屋見せてももらって良い?」
これも上を指差して言ったから理解したようだw
部屋はこんな感じ
一応バルコニー付き。
以前ハノイ・オールドクオータホテル時代にもこの部屋に泊まったことがあるが、かなり狭くなっていた。
ただし、以前は施錠されていたバルコニーに出られたし、部屋の清潔度は200倍くらい良くなっていたので即決。
agodaでは空室なしなのだが、直接行くとこの通りいとも簡単にしかも安く部屋が確保できる
ちなみにagodaで他の日で検索すると
オレの部屋の1ランク下の部屋でも4割以上も高いねー
さて、ここからがハノイ人とオレとの攻防戦の始まりだった。
まあ、今回は美女との攻防だったからまだ楽しめたかな?
***
700,000ドン(1,080バーツ)X3泊=2,100,000ドン(3,230バーツ)をキャッシュで払い「レーシートをください」と言うが全く伝わらない。
ここからは流石に会話の予想がつかなかったのだろう。。。
スマホを取り出してきてGoogle翻訳で会話となる。
「今、3泊分2,100,000ドン払いましたよね。領収書をください」
「機械が壊れていて出せません」
そらきた!
確かにオールドクオータホテル時代も同じこと言っていた記憶が蘇る
「それなら紙でも良いのでもらえませんか?」
「少し待ってください」と言ったっきり外に出てしまった。
本来ならこの時点で負けなのだが。。。
***
それから少しして戻ってきたのだが「少し待ってください」の一点張り。
多分マネージャークラスが来るのを待ているんだろう、と部屋に一時退却した。
負け戦になりつつある(。>д<)
いったん飯を食いに外に出て戻ると、ロビーにファランカップルがいた。
英語が喋れるマネージャー?と思しき男と何か話している。
これは領収書をもらうチャンス!
会話が終わるまで近くで待機。
その間彼らの話を聞いっていたのだが
・2人は部屋を探してここに来た
・が、マネージャーは頑として断っている
・「agodaを通して予約してくれ」「もし今晩泊まりたければ近くのホテルを紹介する」等々
わずか1-2時間前にはオレはすんなり飛び込みできたのになんで????
しかもオレ以外の宿泊客を見ていない・・・なんで???
結局真意はわからなかった。
3泊して結局他の宿泊客とは一度も出会わなかったんだけど。。。
結局2人はバッグを持って出て行ってしまった。
その後すかさずマネージャーらしき男を捕まえ「領収書をくれ」と強く言うと渋々書き出した。
もらった領収書はこれ。
オレの名前はなし、ホテル名もここと違う。。。
彼曰く「同じ経営だから良いんだ」と。。。
多分ホテル経営の会社名なんだと思う。
まあ何もないより良いのだが少し心配。
チェックアウト時にこのいい加減な領収書でまかり通るのか?
全く別人が出てきて「この領収書はホテル名が違うので知らない。3泊分の宿泊費を現金で払え」と言われる可能性がゼロではない。
もちろんそんなことを言われて払うほどお人好しではないのだが、今回の帰国の時間帯が少し気になっていた。
1、帰国のフライトが8:40amなので5:30amごろにはチェックアウトしたい
2、つまり早朝銀行も両替屋も営業していない時間帯に揉めると、最悪飛行機に乗り遅れる可能性がある。
3、それだけは避けたいので、最悪の最悪を想定し手元に2,100,000ドンを持っておきたい。
(その時点での手持ちは2,000,000ドン弱だった)
対策
空港に行って再度両替する
1、街中にATMは多いのだが、海外発行のクレカは使えないATMが多い
2、タイバーツしか手持ちがなく、ドルに比べ街中の両替屋のレートが悪い
3、タイバーツは市中の銀行でも両替できるところが限られる
4、ベトナム(ハノイ)の空港両替レートは悪くない。
この辺はベトナムのお金にまつわる話、「気をつけよう!ベトナム人の道案内とATM」にも書いた(2017年当時)
で、チェックアウト前日に空港往復してきた
バス代:往路9,000ドン(17番バス)、復路40,000ドン(86番バス)
往復でも75バーツ程度なんで空港行ったほうがお得。
***
結果
チェックアウト日、5:30amにフロントに行くとだ〜れもいなかったのでカードキーをカウンターに置いてそのまま出てきてしまった。
結果オーライ
でも、ホテルの領収書は非常に大事なので必ずゲットするように!
トラブってからでは遅いですよ。
散々悪口を書いたが3泊は快適に滞在できたので簡単にレビューを書いておく。
ただし、オレが泊まった部屋は308号室(カウンターのすぐ上)で、agodaサイト上ではジュニア・スイート・バルコニー付きと思われる。
【良い点】
1、周りは麺類の名店が多く、コンビニや市場も激近
2、リノベーションをしてわずか3年なので新しくて綺麗
3、一泊700,000ドン(約1,000バーツ)とリーズナブル
4、受付に美女がいる
5、エアコンの効きは良い
6、シャワー他の水圧は十分、湯は時間がかかるが熱々が出る。
7、冷蔵庫あり、ドライヤー常備
【ちょっとなーと思う点】
1、部屋が狭い(20平米)
2、受付にいる人(3日で3人会った)は英語が全く通じない(Google翻訳で会話はできる)
3、2階に行く階段が超狭い(エレベータは2階からしかない)
4、マネージャーの対応がぞんざい(まあ、それがハノイ人の標準)、他の従業員は全員鉄仮面(これもハノイ人の標準)
5、入口にバイクがぎっしり止まっているので出入りがしづらい
これって、客の逃走防止用?それとも来るのを拒んでいるのか?
ちなみに旧ホテル時代からこの状況は同じ・・・
【追記:ドアの開閉】
このホテルのドアは一見オートロック方式みたいだけどオートロックではないので、もし泊まる方がいたら参考にしてください。
1、解錠:カードキーをかざす(普通のカードキー方式と同じ)
2、施錠:ハンドルを上に上げる
基本、オートロックのホテルに泊まることはあまりない(安宿ばかりだから)のだが、この施錠方式は初めてだった。
最初わからず、フロントの女性に来てもらって実演してもらった。
お互い顔を見合わせてニッコリ
この女性の笑顔を見たのはこれが最初で最後だったけど(。>д<)
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| 2022ハノイ【1】4月 | 07:23 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
???が多いホテルですねぇ!
外国人相手の仕事なのに、レセプションで英語が通じないとはびっくり (゚д゚)!
モスクワのトランジットホテルで、往路50ドルのホテルは暗い雰囲気だったので、復路は残りの現金でいい方のホテル(ノボテル)にした時のこと・・・
部屋への案内がわたし1人が最後になり、領収書を要求してももらえなかった、というか、嫌ならもう1つのボロホテルに行くか空港で寝ろみたいなことを30代くらいのロシア女に大きな態度で言われました。
すごく腹が立ちましたが、夜遅く疲れていたのでそのまま泊まりましたが。
今その時のノートを見たら、130ドル(14,950)と書いてあって、ネコババの可能性も大だなと!
| 貝 ぬ し | 2022/05/10 13:00 | URL | ≫ EDIT