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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Jeff Beck / Beck-Ola』

Jeff Beck Beck-Ola 1969年発表、ジェフ・ベックのセカンド・アルバムです。メンバーはファースト・アルバム『Truth』とほぼ同じで、ヴォーカルのロッド・スチュワートは健在。違うのは、ドラマーが入れ替わった事と、ゲスト扱いだったピアノのニッキー・ホプキンスがメンバーに昇格した事でした。

 ファーストとセカンド時代のバンドは、第1期ジェフ・ベック・グループなんて呼ばれていますが、そう呼ばれるだけあってファーストとセカンドは同種の音楽でした。しいて言えば、セカンドの方が一貫性が強く、そしてややハードロック的かも。その中でも屈指の曲であり演奏と思ったのが、「Spanish Boots」とインストの「Rice Pudding」でした。「Spanish Boots」はジェフ・ベック、ロッド・スチュワート、ロン・ウッドの共作となってましたが、平歌部分の強烈な個性は絶対にジェフ・ベックだと思います。だって、ジェフ・ベックって、ギターソロでこういう事よくやりますからね (^^)。それはやっぱり共作の「Rice Pudding」も同じで、曲のフックになっている部分はジェフ・ベックが作ったんだろうと思います。それ例外の曲では、「The Hangman's Knee」も重心の低いヘヴィ・ロックという感じでカッコよかったです。
 また、「監獄ロック」なんていう微妙にミスマッチかもしれない曲もやってましたが、これがジェフ・ベックがギターを弾くと独特な音楽になるからすごいです。ジェフ・ベックのギターって、かなりアヴァンギャルドに攻めるときあるじゃないですか。アーミングが凄くてアウトも平然と決めて。あれ、めっちゃくちゃカッコいいです(^^)。

 ただ、ピアノはこんなに要らなかったかな、みたいな(^^;)。特に下手なわけでも馴染んでないわけでもないんですが、強烈な個性のギターが凄いもんだから、どうしても耳がそっちに引っ張られるんですが、ピアノがちょっと邪魔なんですよね。。

 というわけで、ファースト・アルバム同様、これも若い時に聴いた時には「ジェフ・ベックはフュージョン期からだな」と思ったものでしたが、あらためて聴いたら、粗や古さを感じる所はあるものの、そんなものを帳消しにするぐらいにカッコよかったです!いやあ、売ってしまわずに取っておいて良かったです (^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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