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2025’01.13・Mon

激しくどうでもいい話~谷まりあとタニア・マリア

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 単身赴任先にはテレビがありませんので、スマホでどうでもいいYOUTUBE動画を見ることがあるのですが、たまたま見た何かの動画に谷まりあという人が出ていたんですよ。「へ~、なかなかの美人さんやん!」とか思いながら見ていたのですが、そう言えばブラジルにタニア・マリアという歌手がおったな~などと、ふと思い出したのでありますた。それでSPOTIFYを検索してタニア・マリアさんの1993年のアルバム、「OUTRAGEOUS」を聞いているのでありました。何故このアルバムかと言いますと、めっさパンチの効いたジャケ写が強烈だからであります。う~む、コレはきっつい。タニア・マリアさんよりも谷まりあさんの方が、比較にならない位に美人さん。

タニア・マリアの1993年盤。
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 タニア・マリアという人についてはこれまでマトモに聞いたことは無くて、高校生の頃から顔と名前だけは知っているものの、聞く機会が全く無かったんですよね~。ヤッテいる音楽がブラジリアン・ジャズみたいなのですから、わっちの興味の範疇ではなかったんですよ。今回谷まりあさんのお陰でジックリと聞く機会を得ることが出来ましたが、ジャズっぽいとは言ってもなかなかにブラジリアンでファンキーな音楽をヤッテいる人ですね。ジャズ・ファンとかブラジル音楽ファンにはどのように評価されているのかは存じませんが、快活な勢いに溢れたカッコいい音楽をヤッテいるではないですか。

 まあ、だからって今後も引き続き聞くかと言えばそんなことは無いと思いますが、タニア・マリアさんの音楽を聞く機会を与えてくれた谷まりあさんには感謝ってことで。

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2025’01.12・Sun

TASYA ROSMALA 「LINTANG ATI」

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 うわ~、ダンドゥットなんて久し振りに聞いたわ!SPOTIFYでたまたま見つけた、インドネシアのダンドゥット歌手タシャ・ロスマラの2019年のアルバムでありますが、ダンドゥットなんてまだアルバムが作られたりしているんですかね?コロナ以前から基本的にはコンピレ盤しか存在しないと思っていましたが、実際のところはどうなんでしょうね~。インドネシアのインディーズのロックやポップスは盛んな状況が続いているようですが、ダンドゥットやらクロンチョンやらは一体どうなっているのか、最近の状況はさっぱりわかりませんね~。プランテーションにも全く行ってないですし。

 今回取り上げますロスマラさんですが、わっちはこれまで全く見たことも聞いたことも無い歌手でありまして、現地ではどのような存在なのか全くわかりません。しかし、以前ちょいちょいと出て来ていたせくすぃなだけでロクに歌えないの巨乳女子ダンドゥット歌手に比べれば、遥かにちゃんとした歌手なのは間違いありません。と言うか、ロスマラさんからしたら「比べるな!」って話だと思いますけど。

 ロスマラさんって歌声は優しくてサラッとさり気ない感じですけど、喉にグッと力を入れたり緩めたりする歌い方は、エルフィ・スカエシなんかの影響を受けているように見受けられますね。やはりダンドゥット歌手って、ファド歌手がアマリア・ロドリゲスをお手本にするのと同じような感じで、エルフィをお手本にするモンなんですかね~。まあエルフィは強烈に濃密な感覚がありますけど、ロスマラさんはどちらかと言えばイッケ・ヌルジャナー的な爽やかさがあって、とっても聞き易いのが良いかと思います。それでいて極めてアジア的な切ない情感に溢れていますし。イヤイヤ、なかなかステキな歌手じゃないですかロスマラさん。本当に久し振りにイケてるダンドゥットを聞いたと思います。

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2025’01.11・Sat

激しくどうでもいい話~アンプを替えてやったぜ!

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 単身赴任先ではパソコンのヘッドホン端子からデイトン・オーディオのミニアンプDTA-120に繋いで、スピーカーから音を出してSPOTIFYの音楽を聞いております。あまり大きい音を出すと近所迷惑ですので、わざとミニアンプにしてデカい音を出すのを自重していたワケであります。本拠地で使っていたトーマンのパワーアンプS-75MK2は単身赴任先に持って来ていたものの、パワーがあり過ぎて流石に使えないな~と思っていましたので。

 しかし単身赴任先に来て1年以上が過ぎ、段ボール箱にず~っと入れっ放しでは、折角の高性能パワーアンプが「何でワシを使ってくれへんねん!」とスネて壊れてしまうかもしれません。最近はめっさ寒いですし、窓を閉めっ放しで暖房を点けている家庭も多いですから、多少デカい音を出しても大丈夫だろうと思いまして、ミニアンプをトーマンのパワーアンプに替えてみたのでありますた。するとですね、コレがめっさエエのでありますよ!

 何がエエって、音が全然違うんですもん。音の存在感が違うと言いますか、目の前で演奏しているような自然な音なんですよね~。クリアさもパワーも格段に上がっていて、音楽を聞く楽しさが倍増するって感じなのであります。イヤ、パワー自体はミニアンプが60W X 60W、パワーアンプが45W X 45Wで、ミニアンプの方があるんですよ。ところが実際に聞いてみると音の余裕が全く違っていて、パワーアンプの方が10倍はパワーがあるんじゃね?って聞こえ方です。う~む、素晴らしい。

 こうなって来ると、もうミニアンプには戻れないな~って感じですね~。本来であれば、パソコンやSPOTIFYの音の出力を最大にしてアンプに繋ぐというのが正しい使い方ですけど、そうすると音がデカくなり過ぎるので、現状はパソとSPOTIFYの出力を控えめにして、アンプで音量を調整するという方法を採っています。それで十分に満足出来る音が出ていますから、マジで超高性能アンプだと思います。取り替えて、本当に大正解でありました!音楽を聞く楽しみが、更に増えてしまったな~♪

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2025’01.10・Fri

THE HENRY GIRLS 「A TIME TO GROW」

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 アイルランドの女子3人組グループ、ヘンリー・ガールズの昨年リリースのアルバムであります。メンバーはフィドルのカレン、アコーディオンのローナ、ハープのジョリーンのマクラフリン3姉妹で、名前がマクラフリンなのに何故ヘンリー・ガールズなのかは不明です。ヘンリー・ロリンズのファンなのでしょうか?そんなヘンリー・ガールズは2003年にフィドラーのモイア・ブレナックのプロデュースでデビュー盤をリリースし、それ以来順調に活動を続けているようですね。安定した人気があるんでしょうけど、わっちは今回初めて知ったのでありますた。

 アイルランドにせよスコットランドにせよ、大して多くも無い人口の割には非常に優れた音楽家達が多々いますが、このヘンリー・ガールズも例外ではありません。安定した達者な楽器演奏(インストも聞けますよ)、ひんやりとした冷たい空気を感じさせる歌声、淡々としつつも美しいメロディ、どれをとってもちゃんとアイリッシュ・トラッドの伝統を受け継いでいます。それでいて結構大胆にエレクトリックでロックな音も取り入れたりもしていて、何とも柔軟な感性を持った連中だと思います。そんな中で、「COLOURS IN THE SKY」や「DON’T FEAR THE NIGHT」みたいなキュートなポップス曲が、妙に耳に残ってしまいました♪

 それに、メンバーにハープ弾きがいますので、キラキラした音が結構わっち好みでありまして、何だか妙に親しみを感じてしまうのでありました。個人的にハープの音は好きなんですけど、考えてみればハープを大々的に取り入れた連中って、スコットランドのシーリスぐらいしかいなかったっけ?とか何とか思ってしまったりして。あ、チーフタンズはデレク・ベル(でしたっけ?)というハープ弾きがいましたけど、音自体はあまり印象に残ってないですね~。

 何にしても美しい音楽を奏でるステキな連中であることに間違いは無く、寒い冬にジックリしんみりと聞かせてもらっている次第なのであります。

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2025’01.09・Thu

MARIA VOLONTE 「BLUE TANGO」

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 アルゼンチンの歌手マリア・ボロンテの2014年リリースのアルバムであります。全く知らない歌手ですが、SPOTIFYで色々と検索している時に見つけた作品でありまして、ゴダンのギターを持ったジャケとタイトルに惹かれて聞いてみた次第であります。だって「ブルー・タンゴ」ですよ。元々退廃的な雰囲気を持ったタンゴが更に「ブルー」だなんて、妙に気になるではないですか。ちなみに、ボロンテさんは新しいタンゴの歌い手として結構名の通った人らしく、地元では人気も実力も兼ね備えた歌手のようであります。

 さてさて、そんな歌手が一体どんな「ブルーなタンゴ」を聞かせてくれるのか、興味津々で再生してみたのでありますが、出て来たのは「ん、コレってタンゴなの?」という感じの、ジャズっぽい感覚が強い音楽なのでありました。タンゴと言えば、バンドネオンの音とザクザクと刻まれるリズムが特徴的な音楽でありますが、全然そんなんじゃないんですよ。バンドネオンの音なんてどこ吹く風って感じで、ギターを中心としたスムーズに流れるような音をバックに、とてもタンゴとは思えないような曲を歌っているのでありました。え~、最近のタンゴってこんなことになってるの?まあ最近なんて言っても10年前の作品ですが、コレを聞いて「おおっ、めっさタンゴだ~♪」なんて思う日本人は皆無なんじゃないですかね~。

 まあジャズ的な感覚が溢れるラテンポップスとしては非常に魅力的でステキな音楽でありますが、タンゴとして聞くと全然違うやんけ!となってしまいまして、ちょいと複雑な気分のわっちなのでありますた。タンゴというよりは寧ろ、ベッチ・カルヴァーリョなんかが歌っていたスローなサンバの感覚に似ている気がしますね(「人生は風車」とか「沈黙のバラ」とか)。ですから当然「ステキな音楽」と感じられるワケではありますけれども、タンゴは一体どこへ行った?という疑問は最後まで残ったままなのでありました。

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