ちょうど15年前に、東麻布に店を構えてスタートした、こじんまりと焼菓子を作り出す菓子工房ルスルス。いろんなパティスリーなどで見かけるフールセックのような、スタンダードな焼菓子もあるのですが、彼女たちが生み出すのは、可愛らしい形と素敵なアイシングが施された
クッキー・サブレー
第2972回 翁 堂の『ミミーサブレ』と『くるみ餅』
松本を訪れまして、城下町のさまざまな和菓子屋さんを回る。よく立ち寄りますのが、翁 堂なのですが、めったに見かけないタヌキケーキがあるレトロな和洋菓子店。そこにあります可愛いキャラクターの『ミミーサブレ』が気になって仕方がない。完全にキャラクターとして成立
第2913回 京香屋の『バナナボート』
飯山を降りて、だいぶん歩きましたのですが、この町のキャラクターがよく出ている一角にたどり着くわけです。そう、僕もビックリしたのですが、右にも、左にも、仏壇屋があって、こんなに仏壇、仏具の製造が盛んであるとは知りもしなかったのです。そして、道の両サイドに仏
第2888回 三木製菓の『ネコの舌』
3月の初め、ふらりと友人と急遽熱海に行くことにしました。週末に温泉に浸かってのんびりしたいなあって思ったのです。まずは、熱海に着いてラーメンを食べました後、昼間から飲みつつ、あれこれと話し込んだわけでございます。もう都内に比べたら、だいぶん暖かくて、スプ
第2289回 外崎菓子店の『バナナボート』
青森からたまたま五所川原行きのバスを発見して、電車で行くつもりだったのですが、想像以上に時間がかかり、それだったら、このバスに乗っちゃおうと無計画に乗り込む。意外と早く到着しまして、そのまま津軽鉄道に乗り換えて、金木へ。どうしても訪ねたかった和菓子屋さん
第2238回 浅間下福田屋の『マドレーヌ』
『マドレーヌ』加須駅で降りまして、国道沿いに松屋菓子舗を目指していると、途中にもお菓子屋さんが目に入ってきまして、まあ、気になる、気になる。ということで、松屋菓子舗で『ゆず最中』を買ったあと、引き返している道すがら、当然のように立ち寄るわけです。そして、
第1934回 上野凬月堂の『ゴーフレーシュ』と『焼きたて東京カステラ』
たまにはふらりと東京の和菓子散策。今日は上野に出向いて、いつものようにうさぎやの『どらやき』を頬張り、ゆしま花月の『かりんとう』の金魚袋のパッケージを手土産にして、みつばちの『小倉アイス』にかぶりついてと、順番に歩いていく。そんでもって、みはしのあんみつ
第1881回 椿庵博美屋の『バターケーキ』
広島は、和菓子よりも洋菓子のウエイトが大きい街。有名な『もみじ饅頭』たちもカステラ生地でできておりますので、あんこだけじゃなく、いろんなクリームが入るようになりました。それに戦争で大きく姿を変えたこともあるかもしれませんね。さて、広島と言えば、『バターケ
第1856回 おざわ菓子店の『はじめの一歩』
『はじめの一歩』観光地として水郷巡りを楽しむ方も多い千葉県の佐原。江戸時代から利根川水運が盛んで、小野川沿いに蔵造りの商家が並び、今もその景観が保存されていることから観光地としても人気を集めているのです。もちろん、かつての商家を再利用して、新しいお店も増
第1708回 菊正堂の『陸奥の王者』
東北新幹線の水沢江刺の駅がありますものの、市街地からはかなり遠く、一ノ関で東北本線に乗り換えて水沢からバスに乗って江刺へ。かつては水沢市、江刺市と分かれていたが、今はひとつの奥州市となっている。岩谷堂という地名が登場してきますが、回進堂の『岩谷堂羊羹』の