いつも日本橋高島屋で販売しておりますと、山形県の日本海側の酒田にございます東根菓子舗さんより取り寄せて、わざわざ差し入れくださる方がおられるのですが、もうね、いつものことながら、『山吹まんじゅう』は、皮剥きこしあんで、さっぱりとした味わいがたまらぬわけで
洋風焼菓子
第3079回 六花亭のパンケーキ『帯広の森』と『長生餅』
札幌に入りました翌日、藤丸百貨店が閉店を発表したこともあり、その前に一度最後に訪れておきたかったので、帯広へ。全フロアを拝見しました後、斜向かいにある六花亭の本店へ。もちろん、2階にある喫茶室で休憩するためですが、まあ、男ひとりで上がる人はそうそういない
第2981回 旬月神楽の『金の焼菓子』
和菓子の日を含む一週間は、毎年玉川高島屋で和菓子イベントを開催。各地からいろんな和菓子屋さんが集まって、大いに楽しませ、楽しむべく、さまざまなお菓子を持ち寄ってくださるのですが、広島の旬月神楽さんからは、素敵なパウンドケーキが登場しました。もともと定番で
第2943回 浅間開運堂の『レーズンサンド』と『甘くるみ』
これも先日、ゴールデンウィークのことでございますが、松本を訪れまして、浅間温泉に宿を取りました翌日のことです。松本駅まで運んでくれるバスを待っておりましたら、停留所の真向かいに、これまたお菓子屋さんを発見するのです。ガラス戸に開運堂と書いてございましたの
第2863回 菊壽堂福信の『すいーとぽてと』と『うぐいす餅』
山口外郎の聖地でもございます西の京と呼ばれた山口を訪れて、いつもとは違うエリアを巡ってみる中で、竪小路沿いに、山口風月堂を発見し、さらに真っ直ぐ歩いてみますと、これまた豆子郎の支店を通り過ぎて、その先にまた素敵な和菓子屋さんを発見。ちょうどクラシックカー
第2855回 はやし菓子店の焼菓子『鶴の子』と『マドンナ』
『マドンナ』金沢を訪れたことがある人なら、きっとひがしの茶屋街を散歩して、浅野川沿いの主計町を歩いたりしましたら、絶対に気づくはずのお菓子屋さん。というのも、その主計町の入り口あたりに、はやし菓子店があって、ある意味、むちゃくちゃ目立ちますので、あそこの
第2837回 小堀日之出堂の『気比の松葉』と『昆布さぶれ』
以前、訪れた時は夏の終わりでしたので、『水ようかん』の姿はなく、小浜などで名物の『葛まんじゅう』が顔を見せていたのです。年明けの冬に、昨日の雪がたっぷりと残っている敦賀に降り、凍結した道路で滑らないように、踏みしめながら歩きつつ、駅から真っ直ぐに氣比神宮
第2758回 札幌千秋庵の『ノースマン』と『翁鼓舞』
ひと通り、札幌の餅菓子周遊ツアーを終えまして、一度ホテルに戻って、荷物を置き、餅菓子たちを味わった後、再び市街地に出ました僕は、ススキノの中心街へ。札幌を訪れたことがない人でも知っている有名な交差点に立ち、ニッカウヰスキーのヒゲのおじさんの看板は有名です
第2663回 塩月堂老舗の『ゆずまん』と『ザボン漬け』
別府の駅から商店街を歩いていきまして、突如として歓楽街となり、「えっ、大丈夫?」と思った先に、有名な竹瓦温泉に行き着く。そして、その正面にあります竹瓦小路というのが、何だか気になるわけです。というのも、凄く狭いアーケード街で、映画のロケとかで使われそうな
第2620回 榮久堂の『竹流し』と生菓子『紫陽花』・『青 梅』
和菓子の日を直前に控えた最後の休日に、ふらりと浅草方面へ散歩。いえいえ、正確には前日、鍵を失くして自宅に帰れなかった僕は、本郷あたりのホテルに宿泊して、翌朝に大江戸線に乗って蔵前へ出る。そう、ふと思い出したのは、榮久堂の『ソフトバター』である。僕が店に入