熊本を訪れると、必ずTwitterなどで蜂楽饅頭の話が上がってくる。それは、ソウルフードとして、多くの人に親しまれているからである。熊本のメインストリート上通に店を構えていて、学生からいろんな人が来る。いろんなチェーン店もあり、最近流行りのわらび餅店も進出してき
大判焼
第3075回 高橋まんじゅう屋の『大判饅頭』
北海道の帯広と言えば、六花亭であったり、柳 月であったり、道外に飛び出したお菓子屋さんがたくさんございますが、北海道の和菓子は如何せん日持ちがしないために、それほど道外に知れ渡っていないお菓子が結構あります。ということで、そういうお菓子との出会いは、その
第3003回 よしだの『焼きまんじゅう』
まだまだ訪ねたことがないお店がたくさんあるわけですけれど、金沢の和菓子屋さんの営業さんが、一度食べて欲しいんですと、お連れ頂きましたのが、北陸鉄道の割出駅から橋を渡って、数分くらいのところにございます、よしだというお店です。いわゆる御座候の大判焼と同じよ
第2300回 藤掛屋の『栗まんじゅう』
桐生駅の北側にある和菓子屋さんを順番に回ったあと、今度は南側へ。『芋ようかん』の舟 定さんに立ち寄って、次は藤掛屋へ。何の予備知識もなく向かいまして、赤い暖簾が見えて来ます。小倉の湖月堂の『栗饅頭』のような焼饅頭を想像していたのですが、そうではなく、実演
第1823回 びっくり堂の『びっくり饅頭』
『この世界の片隅に』を見て、その冬、久しぶりに呉を訪れた。呉と言えば、造船業が盛んな街でもあり、いくつか和菓子屋さんも存在する。『蜜饅頭』で有名な蜜屋本舗であったり、『鳳梨饅頭』の天明堂が店を構えている。それこそ一般的なカレーとは少し違う海軍カレーを食べ
第1276回 くじら屋の『くじら焼』
常陸太田で見つけたのは、クジラの型で焼き上げた『くじら焼』は、言ってみれば、大判焼きと同じジャンルで、クジラの型で焼いているというものです。皮生地は小麦粉だけではなく、卵や牛乳をたっぷりと合わせておりまして、これを型に流して、小豆粒あんを入れて、反対側の
第1256回 川越黄金焼店の『黄金焼』
さあ、東北の北側の三県を巡る和菓子旅、続いては青森へ。やはり城下町として、多くの菓子文化を抱きかかえている弘前に向かう。いつも青森には冬に訪ねていることもあって、夏に来るのは初めてでしたが、やはり雪がないだけに、歩きやすく、あちこち行きやすく、新たな発見