ちょうど玉川高島屋にて、彩雲堂がイベントでいらしていた。出雲大社目の前のお店で販売しているあんぱんを売っていらして、そこには、見逃すことのできない春の和菓子が登場していたのです。いやはや、松江のお菓子を語る上では欠かすことができない要素が、二つも盛り込ま
餡煉羹
第2825回 三英堂の御題菓子『窓 君を想う』
ちょうど松江に伺うというタイミングで、逆に三英堂の若旦那さんが、横浜高島屋へ催事にいらしていたので、早速会いに行ったのです。銘菓はもちろんですが、お正月の『花びら餅』であったり、季節の生菓子なども登場しておりまして、いちごの旬のこの時期には、琥珀糖の『苺
第2052回 翁 屋の『浪花かん』
さあ、小さな城下町・新発田に立ち寄りました大きな目的は、この銘菓を味わうためと言っても過言ではないのです。前任の和菓子バイヤーが定年の際に引き継いだ資料の中から、城下町の和菓子たちの一覧が登場しました中に、一度も味わったことがなかったのが、翁 屋の『浪花
第1014回 美 鈴の『木 枯』
鎌倉の12月、クリスマスを前にして空いているかなあと思ったら、肌寒くはなく、温かいこともあって、行楽にはちょうどいい小春日和。鶴岡八幡宮にも多くの参拝客が溢れ、とても年末とは思えない賑やかさ。そんな大通りを外れて、裏路地に入りますと、茶席菓子の美 鈴がある