ようやっと朝から晴れたわけですが、この日も桜餅の運搬。国立の駅を降りると、知らないうちに三角屋根の駅舎が復刻されていて、どうやら待合室のようになっているようで、その目の前に真っ直ぐ伸びる道路には、両サイドに桜並木が続き、いやあ、これがとっても綺麗だったの
東京都
第3262回 五十鈴の『長命寺桜餅』と『道明寺桜餅』
今日もまた雨、花曇りとか、花冷えとか言いますが、こうも満開になってから天気に恵まれないとなると勿体ないですね。それも毎日桜餅を配達する時期なだけに、これまた厄介。傘を差しながら、まずはいいだばし萬年堂に立ち寄って桜餅を受け取り、そのまま今度は神楽坂のメイ
第3251回 一炉庵の蒸しどら『桜 花』
さあ、明日の彼岸入りを控えて、毎年のことながら、一炉庵の春のおはぎを本店に受け取りに行って運ぶ日がやってきたのです。今年は冬から蒸しどらも運ばせて頂いておりまして、その春バージョン『桜 花』も一緒に手持ちすることになったのです。もともとは黄身あんを使った
第3250回 竹隆庵岡埜の『十六穀米おはぎ』と『花見団子』
さて、お彼岸が近づいてまいりまして、いよいよ春めいてくる時期。おはぎ大作戦を間近にしまして、根岸の竹隆庵岡埜さんへ。いつもお願いしている普通のおはぎを受け取りに行くわけです。こしあんの方が、さらりとしていて特徴的なのですよね。いつも本店に集荷に伺いますと
第3248回 紀の国屋の『あわ大福』と『おこじゅ』
この日は、ホワイトデー。玉川高島屋を彷徨っておりますと、偶然に出会したあのお店。誰もが驚かされたのが、西東京エリアでは圧倒的な知名度を誇った紀の国屋が閉店。あまりに突然のことであったし、立川や八王子などではよく知られる和菓子屋。同名の和菓子屋さんが、多摩
第3246回 五十鈴の『ずんだ団子』
もうすっかり大好物になってしまったのが、五十鈴さんの『ずんだ団子』ではないでしょうか。何気なく食べてから、ずっとハマってしまいまして、テレビだったり、雑誌だったり、いろんなところで紹介しているのです。まず、その白い団子からして美味しいわけです。今時珍しく
第3233回 岬 屋の『桜 餅』
さあ、今日で2月もおしまい。多くの会社でも、期の変わり目はとんでもなく忙しいもの。人事異動などがありますと、それこそドタバタとするわけでございますが、そんな人の動きや都合も関係なく、季節は巡りますわけで、何事もないかのようにして、和菓子も季節をなぞってい
第3232回 虎 屋の生菓子『あこや』と『八声饅』
さあ、2月末になりますと、やっぱり雛祭りの和菓子が楽しみであり、この時期を逃すと、また来年まで出会えないこともあって、逃すことなく買い込む時間を設けることが何よりも優先されます。そんでもって、この時期に京都を訪れていたわけですが、虎屋さんでは、ちょうど『
第3226回 虎 屋の小形羊羹『いちご』
毎年待ち侘びているのが、虎 屋の季節限定の小形羊羹です。年明けからバレンタインくらいまでに、『ラムレーズン』が登場し、そのあと、4月初旬くらいまで『いちご』が顔を出すのです。いやあ、和菓子屋さんにとっては落ち着いているこの時期の隙間を、うまい具合に埋め合
第3210回 虎 屋の『満寿の露』と小形羊羹『ラムレーズン』
毎年楽しみにしている虎屋さんの羊羹がございます。それが年が明けると登場する『満寿の露』という羊羹でございます。真っ白な箱に金の箔押しというカッコイイ箱に収まっていて、三層に仕上げられている羊羹になりまして、シンプルだけども、白と黒と透明の三層が生み出す煌