国連パレスチナ救済機関、職員の死亡計70人 ガザで犠牲

【パリ=北松円香】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は1日、パレスチナ自治区ガザで10月31日までに職員が計70人死亡したと発表した。イスラエルによる爆撃が激化し、住民だけでなく国連職員の犠牲も拡大している。
UNRWAのラザリニ事務局長は11月1日にガザを訪問した。10月7日にガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃して以来、ガザに入る国連高官としてはもっとも高位だという。現地のUNRWA職員と面会し、住民の避難所となっている学校を訪れた。
同校は避難民が殺到して過密状態にあり、ラザリニ氏は声明で「理解できないほどの苦痛と不衛生が広がっていた」と説明した。子どもたちは飢えと渇きに苦しんでおり、「自分の人道支援業務の中でもっとも悲しい日の一つだった」と振り返った。
国連人道問題調整事務所(OCHA)によるとガザの避難民は140万人を超え、うち30万人はガザ北部とガザ市にいるとみられる。だがイスラエルがガザ北部からの退避を指示し、UNRWAはこれらの地域の避難民を支援できなくなっているという。
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