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米イスラエルとイランの戦闘が続くペルシャ湾岸、緊張が続くガザ情勢、イスラエルと周辺国の摩擦など、激動の中東情勢を伝えます。

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なぜイランはUAEをこれほど敵視? 深まる「裏切り」への警戒感

街中で国旗を振るイランの体制支持者=テヘランで2026年5月8日、AP
街中で国旗を振るイランの体制支持者=テヘランで2026年5月8日、AP

 「イスラム世界の敵」「シオニスト(イスラエル)の巣窟」――。

 米国・イスラエルとの戦闘を機に、イランがアラブ首長国連邦(UAE)への批判を強めている。イランは一時停戦中もUAEへの攻撃を続けており、今月上旬には双方の外務省が声明で非難の応酬を繰り広げる事態が起きた。なぜイランはUAEをこれほどまでに敵視しているのか。

「非対称戦略」UAEが最大の標的

 「UAEがイスラエルの手先となり、誤った一歩を踏み出せば、決して忘れられない教訓を味わわせることになるだろう」。イランのタスニム通信は4日、軍関係者による痛烈な警告を報じた。

 イランが警戒感を隠さないのは、UAEが今回の戦闘をきっかけに安全保障戦略を見直し、米イスラエルと急速に連携を深めていることが背景にある。

 イランは2月末の開戦以来、原油輸送の要衝ホルムズ海峡の「封鎖」や湾岸諸国のエネルギー施設への攻撃によって、国際社会に圧力をかける「非対称戦略」で対抗してきた。UAEはその最大の標的となり、2800発以上のミサイルや無人機(ドローン)攻撃を受けたとされる。

 イランからの猛攻撃は、UAEでは衝撃をもって受け止められた。両国には長年にわたる文化的・経済的結びつきがあり、UAEはイランにとって主要な貿易相手国でもある。経済制裁下で、UAEの国際都市ドバイは石油収入などの主要な送金ルートとして利用され、「秘密の金融システム」の拠…

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