製薬全社に欠品防止「責任者」義務付け 供給不安に対応
製薬全社に欠品防止「責任者」義務付け 供給不安に対応
厚生労働省は医薬品の供給に関する業務を統括する「安定供給責任者」の設置を製薬会社に義務づける。原料調達から生産計画、在庫管理などを管轄してもらう。出荷制限や停止の可能性が出てきた場合には同省への速やかな報告を求める。
日本国内で薬を製造・販売する製薬全社を対象とする。薬の供給不安が続くなか、対策を強化する。制度の詳細を年末までに詰め、2025年の通常国会に関連法の改正案の提出をめざす。出荷停止な…