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ジョブズ氏に仰天させられ続けたマックユーザーの幸福

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アップルのパーソナルコンピューター「Macintosh(マック)」を昔から使っていたユーザーは、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)の辞任報道に接し、多かれ少なかれ「未練」を感じたに違いない。もちろんアップルはジョブズの個人商店ではなく、後任CEOのティム・クックがうまくやる限り、「我らが愛したマック」の未来に大きな変化はないだろう。頭ではそれを理解しながらも、心の中で一抹の寂しさを消せないのは、マックが「とてつもない工業製品」であり続けるのは難しいかもしれないと予感しての寂しさだ。(敬称略)

マックのシェアは世界では5%前後、日本では最近ようやく10%を超えたという程度でユーザーの数は少ない。しかし、スマートフォン「iPhone」で多くの人が知ったように、アップル製品は外観やパーツだけでなく画面内の書体にいたるまで美しいデザインが魅力だ。

それは直感的な操作性にもつながっていて、だいたいの部分が「ここを押すとこうなるだろう」という想像の通りに動く。だから使っていて気持ちがいい。半面、マックユーザーでいるのは忍耐力の修業をしているようなところもあって、「何でこんなこと(仕様、構造)になっているんだろう」と首をかしげたくなることもあれば、長い間には「どうして過去を切り捨てるんだ」と裏切られた気持ちになることも多々あった。しかし、それも含めてがジョブズの先進性の魅力であり、「とてつもない製品」という所以(ゆえん)なのである。

初期の例は、フロッピーディスクドライブ(FDD)のイジェクトボタンを「美しくない」と言って取ってしまったことだろう。ジョブズは1976年に共同創業者のスティーブ・ウォズニアックと最初のマシン「Apple I」を作ってから85年9月に退社するまでおよそ10年アップルに在籍した。しかし、一時期社内失業状態のようになり、81年には"勝手に"マックのプロジェクトに参加していろいろと取り仕切ったという。

初代マックの「Macintosh 128K」は84年に完成し、2495ドルで売り出された。これにはフロッピーを取り出すイジェクトボタンがなく、オートイジェクト方式で前面がフラットだった。FDDにはイジェクトボタンなり開閉するラッチがあるのが「常識」だったのだが。

初めて手に入れたマック

ジョブズが去った後、89年に発売された「Macintosh SE/30」もイジェクトボタンはなく、実にすっきりとしたデザインだった。当時マックは非常に高く、「パソコン界のポルシェ」とも言われていた。SE/30も動作周波数が16MHzのモトローラ製CPU「MC68030」を搭載し、感覚としてはやはりポルシェのような高級機だった(今から見れば人力車か牛車のようなスペックだ)。

ローンを組んで50万円近くで初めて手に入れた憧れのマックは、実際に使ってみるとこのオートイジェクトが結構遅かった。フロッピーを取り出す時はマウスでつかんでゴミ箱に重ねるのだが、昔のビジネスソフトはフロッピー数枚分もある。ソフトを起動するたびに、モーターが回って貴族のようにしずしずとフロッピーが排出されるのを何度も待つのにはイライラさせられた。

また、フロッピーを飲み込んだままフリーズしてしまうと、強制排出のためにイジェクト・ピンというものでFDDの近くにある小さな穴を突いてやらなければならない。ジョブズの主張した優美さの代償に、多くのユーザーがそんな苦労をしていたのだ。

普通のパソコンにはあって当たり前だが、マックにはハードディスクドライブ(HDD)のアクセスランプもない。そのため目がチカチカせず「静謐(せいひつ)な美しさ」といったものを感じさせるわけだが、一旦トラブルが起こるとHDDが回っているのか止まっているのか分からず、本体に耳を近づけて音で確認しなければならない。

それもあって、一時は濃いユーザーの間で電源ランプの部分をHDDのアクセスランプにする改造が流行ったほどだ。この「普通あるはずのものでもそぎ落として極限までシンプル化を図る」という哲学が、ジョブズが若いころ傾倒したという禅の思想の影響なのかどうかは分からない。だが彼は本当に製品のすべてにわたってシンプルな美しさを求めていたようで、「マックを無粋にする拡張スロットなんて要らない」と主張して、拡張スロットを増やしたがったウォズニアックと対立した話や、ユーザーからは見えないプリント基板の配線パターンまで「これじゃ美しくない」と何度もやり直させたといった逸話が残っている。

音楽プレーヤー「iPod」についてインタビューを受けたジョブズがひどく不機嫌になったという記事を読んだこともある。インタビュアーはiPodの素晴らしさを称賛しつつ、バッグから自分のiPodを取り出したが、それにはキズ防止用の他社製カバーが付いていた。ジョブズは「せっかく素晴らしいデザインにしているのに、何だってわざわざ無粋なものをかぶせるのか」と言ったそうだ。

マックがどんどん格好悪くなった

それまで非常に高価だったマックは、90年の廉価戦略以降、少し買いやすくなる。999ドルの「Macintosh Classic」がその代表例だ。いかにも安そうな名前の「Macintosh LC」も同じ頃。91年にはノート型マックで初めて持って歩ける重さになった「PowerBook 100」も登場した。だが、製品のデザインに強い主張を持つ経営者がいなかったためか、マックの筐体(きょうたい)はどんどん格好悪くなっていった。

93年以降のマルチメディアブームの頃は、マックのラインアップ自体がとりとめもなく増えた。その一つの「LC520」は14インチカラーCRT(ブラウン管)モニターとの一体型だったが、後の「iMac」のようなデザイン上の統一感はまるでなく、あちこちがパーツの形のままに出っ張ったり凹んだりしていた。

96年の「Performa 6400」は日本未発売で雑誌で見ただけだが、妙にのっぺりしていて水木しげるの妖怪「ぬりかべ」そっくりだった。最悪なのは同じ96年の「Power Macintosh 4400」で、無駄に大きくて重い直線的な筐体の中に、貧弱な性能の基板がスカスカに配置されるという、アップル低迷期をそのまま製品にしたようなものだった。

ジョブズは97年、米ビジネスウィーク誌のインタビューで「(今の)製品は最悪だ! もはや魅力のかけらもない!」と語っているが、同じような印象を日本のユーザーも感じていた。ジョブズは持ち込まれた試作機を見て、自分が「使いやすそうだ」と納得しない限り徹底的にやり直させた。それも例えば「今の半分のサイズにしろ」といった一見むちゃな要求を突きつけることで有名だが、その厳しい関門を通過してきた現在のアップル製品は、どれも高い水準での統一感がある。そうした「とんでもないまでの統一感」は今後も保たれるのだろうか。

フロッピーもSCSIもなし、過去のデータが読めない

ジョブズは96年12月、アップルに非常勤顧問として戻り、97年に年収1ドルの暫定CEOとなる。以降、アップルを建て直しつつ、いろんな大転換を仕掛けてユーザーを仰天させ続けた。その最初が97年にマックワールドエキスポで、「マイクロソフトと事業提携し、1億5000万ドルの資金提供を受ける」と発表したことだろうか。

言うまでもなくマイクロソフトはパソコン業界を支配する帝国であり、マックユーザーにとっては敵のようなイメージだったから、だれもが驚き、眉をひそめた。ただ、マイクロソフトはマック版「オフィス」を作ってもいたので必ずしも敵とは言えず(例えば「Excel」はマック版の方が先に作られた)、あれだけの資金を得られたからどうにか難局を乗り切れたのだとも言える。

今ではマックでマイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」が動く「BootCamp」が正式機能として盛り込まれ、それが魅力でマックを買ってみるウィンドウズユーザーが増えている。このように後になって、「あの時は驚いたけど、結局ジョブズの決めた通りでよかった」と思うことは多い。

続いての衝撃は98年、半透明筐体のおにぎり型iMac登場か。この製品のデザインが優れていたのはジョブズというより、ジョブズが高く評価していたデザイナー、ジョナサン・アイブの手柄だが、問題はそれまでのマックやウィンドウズパソコンに必ずあったFDDが搭載されていないことだった。それだけではなく、周辺機器との接続に使う端子もUSBが2つとモデム、LAN端子がある程度。マック独自のADBポートも86年の「Macintosh Plus」からずっとあったSCSI端子もなくなってしまった。

これはジョブズの「フロッピー(のような古い技術)は、いずれ使われなくなる」という考えをそのまま製品にしてしまった例だ。フロッピーはUSB接続の外付けドライブを使えば何とかなったが、困ったのはSCSI接続の外付けHDDだ。SCSIではデイジーチェーンといってHDDの先にまたHDDを6台まで数珠つなぎにできるのだが、マック側の端子がないので、複数のHDDの過去データが一遍に読めないことになった。

ユーザーたちは「今あるものをなくせばいいというもんじゃないだろう」としばらく怒り合っていた。ただ、2011年から見返せばフロッピーは容量が少なくその後の動画時代にまったく対応できなかったし、読み書きは安定していてもドライブが高価になるSCSIを切り捨てたこともあって、マックはここまで入手しやすくなった。しみじみ「あれこそが他の人にはできない英断だった」と思う次第だ。こうした先進性のおかげでiMacは大流行し、続く半透明の5色展開バージョンもブレイクした。無関係な他の家電製品までがいっとき「半透明の5色展開」になったことは記憶に新しい。

マック離れにも平然?

その後も「ジョブズ・ショック」は続く。01年には「UNIX」をベースとした「MacOSX(テン)」を発表し、「漢字Talk」(日本語対応版の昔の呼び名)以降脈々と続いてきた旧MacOSの系譜をバージョン9.2.2で断ち切ってしまった。

かつてアップルを追われたジョブズがNeXTコンピュータ時代に作っていた「NeXTSTEP」を移植したのが現在のMacOSXで、これこそがジョブズがアップルに復帰するきっかけだったので、仕方ない流れではあるが……。02年まではOS9とOSXの両方で起動するマシンが作られたし、その後のマックがOS9では起動できなくなっても、しばらくはエミュレーション技術によりOS9時代のソフトを使うことができた。だがその移行期間が終わると、新マックは全て「OSXでしか起動せず、OSX用のソフトしか走らない」ことになった。

これにはDTPやプリプレスの業務用に大量のOS9マックを使っていた出版・印刷・デザイン業界が音を上げた。というのはDTPソフトはマック本体並に値段が高く、簡単には買い替えられないうえ、当時は古いマックにインストール済みの書体データを買い替えた新マックに移すことが困難だったからだ。

出費がかさんだ小さな印刷会社などは本気でジョブズを恨んだという話もあるし、この時にマックから離れた人も多かっただろう。個人的にもデザイナー並みのソフトをそろえ、DTPの勉強をしていたので痛かった。結局、DTPソフトから書体データまでOSX用に買い直すことになったが、出費だけではなく、昔から楽しんでいたゲームや長く愛用していたユーティリティーソフトなども動かなくなったので、「思い出を持っていかれた」という悔しさもあった。

ジョブズはその点、「過去との互換性は画期的な製品進歩の抵抗である」と平然としたものだった。これが言える度胸の持ち主は、そうはいない。そして2011年の今、事態を判断するなら、やはりジョブズは正しかったというよりない。OS9時代は、「爆弾マーク」がいつ出て他のソフトともども本体の再起動を余儀なくされるか、毎日ハラハラしながら仕事をしていた。一方、今日では10.7までバージョンが進んだOSXは「気がつけばここ1週間、1度もフリーズも再起動もしていない」という日が多い。OSXはそもそも安定性が高いうえ、あるソフトが異常終了しても全体に影響を及ぼさないので、ビジネス用途での作業効率は抜群に向上した。これについては本当に心の底から「ジョブズ、あの時は恨んだけど今ではありがたく思ってるよ」と言いたい。

マックユーザーは小技が得意

製品デザインでいえば、記憶メディアがフロッピーからCD、DVDになってもジョブズのミニマリズム、具体的には「イジェクトボタンなんて不要だ」の影響は続いている。03年の「Power Mac G5」も現在販売中の「Mac Pro」も、光学ドライブの部分にはイジェクトボタンがない。おかげで外観は非常にスマートだが、まずトレーを出さないとDVDも入れられないので時々困ることがある。アップル純正のキーボードにはトレーを開くボタンがあるが他社製にはない。そういった時のために「F12」キーの長押しでトレーが出てくるようにはなっているが、世の中にはファンクションキーのないキーボードもあるのだ。

OSのクラッシュなどの緊急時にDVDから起動しようとするときもそうだ。とにかく1度は普通に立ち上がってくれないとトレーが出ないので、DVDの入れようがない。「起動時にマウスボタンをかなり長く押しているとトレーが出てくる」という必殺の裏技を知らない限り、修復もできない。逆に、マックユーザーでいるとそうした小技をたくさん覚えて難局を乗り切ろうという姿勢が身に付く。これもジョブズのおかげだろうか。

ミニマリズムといえば、08年に出た初代「MacBook Air」も外部機器との接続端子が極端に省略されて驚いたものだ。薄くするため光学ドライブを内蔵しないのは当然としても、LAN端子がなくインターネット接続はすべて無線LANというのにはギョッとした(企業では社内の無線LAN接続を禁止するところが多い)。USB端子がたった1つしかないのも驚きで、この端子が壊れたらどうなるかと思うと、これまで20台近いマックを買い続けてきた身でもちょっと手を出せなかった。

マイクロソフトに続いてインテルとも

最後のジョブズ・ショックは05年の「今後、マックのCPUはインテル製にする」宣言だろう。

初期の頃、マックといえばCPUはモトローラの「68000」シリーズと決まっていた。68000シリーズはメモリー周りの設計の自由度が高かったので、その辺を評価してマックを使っている人もいた。だが91年にアップルは一旦これを捨て、モトローラにIBMを加えた3社でRISC(縮小命令セットコンピューター)チップの「PowerPC」の共同開発を始める。

「Power Macintosh 8100」など初のPowerPC搭載機は94年に登場し、そこでは古いソフトでもほぼ問題なく動いた。それから10年以上、PowerPCはG3、G4、G5と進化していき、それを積んだ最新マックが現れるというパターンでやってきた。だがジョブズは、「PowerPCのままではもう進化が頭打ちで、この先が見えない。コストも高いし」というのだ。

マイクロソフトに続いてインテル……。マックユーザーは再び「仮想敵のもう一方とも組むのか」と驚き、モトローラを捨てたことにガッカリする人も多かった。マックユーザーは「少数派でもいい。でもみんなと同じになるのは嫌だ」というところがあるからだ。この時デモで見せられたのが、インテルの新味のないCPU「ペンティアム4」(今となってはそんなに速いとは言えず、発熱もすごい)で動くMacOSだったというのもマイナス要素だったろう。

一方ジョブズは、心臓部が汎用品でもマックの魅力が減じることはないと信じていたのか、宣言通り06年に「Core2 Duo」を積んだiMacや「Xeon」を積んだMac Proを発売した。ユーザーはこれまでに何度も経験してきた「プラットフォームの変更に伴うソフト、周辺機器の買い替え」を余儀なくされたが、そのかいあって最近のマックは確実に速くなり、安定してキビキビ動く。サイズも小さく、軽くなったし、価格的にも驚くほど安くなった。

99年ごろだったか、「350MHzのPowerPC G4を積んだマックは性能がスパコン並みなので共産圏への輸出規制に引っ掛かる」という話があった。当時の大きくて重い「Power Mac G4」は、メモリーが128メガバイト(MB)程度、HDDが20ギガバイト(GB)程度で30万円以上したと思う。今日ではその何十倍もの性能を持った小型マシン、例えば2.3GHzのデュアルコアCPU「Corei5」を積んだ「Mac mini」(メモリーは2GB、HDDは500GB)が、たったの5万円強で買えるのだ。パソコンのパーツが全体的に安くなったのもあるが、中でもCPUのコストパフォーマンスは全世界で大量に使われるインテル製への切り替えにより格段に向上した。

刺激的なパソコンライフをありがとう

デザインにこだわり、カリグラフィ(西欧風の書道)に凝っていた経営者がいたからこそ、マックはOSに含まれる書体までが美しい。過去の資産を何度も切り捨てるという「とんでもない」決断を平然と行えるトップがいたからこそ、マックは時代遅れにならず、ここまでとんでもないパソコンでいられた。

ティム・クックにジョブズと同じことを期待するのは酷だが、それでもできるならマックは特有のとんがった部分を失わないでいてほしい。マックがとんがっている限り、DVDを取り出すのが多少面倒でも、最先端規格の端子(Thunderbolt)だけが先に付いてそれにつながる周辺機器がまだこの世にほとんどなくても、ついていくユーザーは必ずいる。

最後にもう一度、マックユーザーの一人としてお礼を言おう。「あなたがいたから、刺激的なパソコンライフを送ることができた」と。

(大口克人)

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