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紅葉の見ごろ、70年で8日短く 12月以降に到来の地域も
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日本全国で紅葉が見ごろの期間が短くなっている。気象庁の観測データによると、紅葉から落葉までの日数は1950年代から最近までで8日以上短縮した。温暖化で葉が色づくのが12月以降にずれ込むことも珍しくなくなった。今年は観測地点の2割で紅葉日の最も遅い記録を更新するとの予測があり、秋の風物詩ではなくなりつつある。
気象庁は1953年から全国でカエデの標本木の紅葉日と落葉日を記録している。大部分が赤く色...