サンリオ株、三菱UFJ銀行などが売り出し　1500億円規模

サンリオは26日、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などが保有するサンリオ株を売り出すと発表した。売り出し数は国内外で計2587万1800株だ。追加売り出し分も含めると、最大で発行済み株式数（自社株除く）の12.6%になる。同日終値（5160円）ベースで計1500億円規模になる。株式の流動性を高めつつ、海外投資家を取り込む狙いもある。

国内では1099万5500株を売る。ほかに、みずほ銀行やサンリオの辻朋邦社長、同社社員で社長の弟の辻真邦氏も売る。海外では1487万6300株を三菱UFJ銀行と三井住友銀行が売り出す。価格は12月10日から13日までのいずれかの日の終値から決める。需給動向に応じて追加で売り出すオーバーアロットメントは最大388万700株になる。