JR東日本、南武線2駅のホームドア設置延期 半導体不足

JR東日本は17日、2022年度内に使用開始を予定していた南武線の武蔵溝ノ口駅と登戸駅のホームドア設置を延期すると発表した。設置時期は未定。世界的な半導体不足に伴い、部材の調達に遅れが出ているため。
両駅のホームドア設置を延期する。JR東は22年度、首都圏在来線の7駅にホームドアを設置する予定だった。調達済みの部材で整備できる横浜線の矢部駅、古淵駅は22年度中に設置を前倒しする。
京浜東北線の日暮里駅や、南武線の府中本町駅と谷保駅、立川駅などは計画通り22年度中の使用開始を予定する。JR東は31年度末までに、在来線の主要路線330駅にホームドアを設置するとしている。