モデルナ、大相撲春場所に懸賞旗 ワクチン接種アピール
米バイオ企業モデルナの日本法人は11日、13日から始まる大相撲春場所で懸賞旗を出すと発表した。幕内の阿炎、宇良、琴ノ若といった若手力士の取組で掲げる予定。モデルナは新型コロナウイルスワクチンを日本に供給している。3回目接種の広がりが鈍いなか、懸賞を通じてワクチン接種を促す狙いもある。
同社は「新型コロナの拡大により将来への不安が増している若い人々への応援の気持ちを込めた」とコメントした。今後も日本の伝統行事を通じてワクチン接種の啓発・支援を続けるとしている。
モデルナは2021年以降、日本向けにコロナワクチンを供給している。日本政府と22年分前半までに計9300万回分を供給する契約を結んでいる。21年に日本法人のモデルナ・ジャパン(東京・港)を設立した。
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