ゲオHD、渋谷にブランド品特化の「セカンドストリート」
ゲオホールディングス(HD)は4日、傘下で総合リユース(中古)販売を手掛けるセカンドストリート(名古屋市)が東京都渋谷区にブランド品を集めた店舗を開業すると発表した。ファッションに感度の高い人が集まる渋谷で、トレンドに特化した商品をそろえ20代を中心に消費者を取り込む。
「セカンドストリートスペイン坂店」を6日に開業する。かばんや財布などのラグジュアリー商品や、若年層を中心に人気の高いストリート系の衣料品を集め、約3000点をそろえる。ファッションブランド「メゾン・マルジェラ」や「イッセイミヤケ」などの高単価商品を取り扱い、訪日客も集客する。
スペイン坂店は、ラグジュアリー商品やファッションスタイルに合わせた商品などの分野に特化した都市型の「コンセプトショップ」の位置づけだ。コンセプトショップは2018年に新宿でメンズ服を専門にした1号店を開業してから今回で4店舗目となる。
13日にはビンテージ(年代物)のジーンズといったアメリカン・カジュアルの商品を専門に扱う「セカンドストリート高円寺店」(東京・杉並)を5店舗目として開業する。
セカンドストリートは衣服やスポーツ用品、楽器などを主に扱っている。8月末時点で国内851店舗を展開している。29年3月までに1000店舗の出店を目指している。
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