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日銀、早期の緩和修正観測けん制 賃上げがシナリオ左右
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日銀が金融緩和の追加修正の時機を探っている。物価は日銀の想定を上回って推移しており、賃上げの持続力が焦点になる。2024年の春季労使交渉の結果がまとまるのは同年春以降だが、市場では円安対応で年内に修正に動くとの観測もくすぶる。マイナス金利政策解除を含む緩和修正の条件はいつ整うのか。シナリオを読み解く。
「物価目標に達する見通しは立っていない」。植田和男総裁は22日の記者会見で、自身の読売新聞での...
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