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ナフサ、アジアで1年4カ月ぶり安値 石化製品の需要不振
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石油化学製品の基礎原料ナフサ(粗製ガソリン)の価格がアジアで下落基調にある。指標の東京オープンスペックは18日に1トン613ドル(中心値)を付けた。3月中旬の年初来高値を16%下回り、2023年7月以来の安値となった。22日も650ドル前後で低迷する。
原料である原油の価格が下落基調にある上、域内のナフサ需要も鈍い。石油取引仲介会社のアメレックス・エナジー・コム(東京・港)によると、ナフサ需給の...