この記事は会員限定記事です
REIT、円安が思わぬ逆風 金利上昇懸念と需給悪化が重荷
桝田大暉
[会員限定記事]
上場不動産投資信託(REIT)の低迷が続いている。総合的な値動きを示す東証REIT指数は9月下旬から下落基調で、足元では8月の相場急落時の安値水準が迫る。重荷になっているのは本来関係が薄いはずの外国為替相場の円安進行だ。
14日の東京市場で東証REIT指数は前日比10.90ポイント(1%)安の1654.74で終えた。直近高値をつけた8月27日の1791.03からは8%安い。相場が急落した8月5日...