年金保険料の上限アップ、「割に合わず」か「社会の要請」か
年金改革のゆくえ③
会社員や公務員が入る厚生年金の保険料上限を2025年の年金制度改革で引き上げる案が政府内にある。実施された場合、年収798万円以上の225万人は負担が増える。年金財政の健全化につなげる目的だが、当事者や事業主には反発が出ている。
「仮に負担が月1万円増えるとしたら年間12万円。この金額を数十年間運用できたらと考えると、年金が年間十数万円増えても割に合わない」。都内のコンサルティング企業に勤める3...
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