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水害損失、5年間で1兆円規模 移住促すも合意難しく
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集中豪雨などによる大規模な水害の損失額が膨らんでいる。国土交通省がまとめた2021年の国内の水害被害額(暫定値)は3700億円で、5年間の平均で初めて1兆円を超えた。気候変動の影響で水害が起こるリスクが高まっている。国は危険な地域の居住を減らそうと集団移転などの対策に力を入れるが、取り組みは進んでいない。
5年ごとの平均被害額を分析すると直近の17~21年は1兆320億円で12~16年の3820...
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