聖火リレー最終日、4日夜に「鳥の巣」へ 北京五輪

【北京=共同】北京冬季五輪の聖火リレーは3日目の4日午前、北京市内の歴史的な庭園、頤和園を出発した。市内3区間でリレーを行い、夜に五輪開会式会場の国家体育場(通称「鳥の巣」)で聖火台に点火され、開幕を盛り上げる。
頤和園は世界文化遺産で、清代に本格建造したことで知られる皇帝庭園。このほかオリンピック森林公園内で大会用に外部との接触を遮断した「バブル」の内側や、市内の別の公園を巡る。
聖火リレーは、新型コロナウイルス対策のため中国各地の巡回はせずに3日間に短縮。会場のある北京中心部と北京北部の延慶、河北省張家口の12区間だけで実施。走行区間周辺は閉鎖され、観光客や一般市民は立ち入れない。

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