那覇市長選で「オール沖縄」候補敗北、浮かんだ課題とは
支局記者が語る地域再生
今回は那覇支局の奈良部光則支局長が沖縄県の様々な動きをリポートします。まずは、2022年の「選挙イヤー」で注目された「オール沖縄」の課題を解説します。米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を掲げる「オール沖縄」は、参院選と知事選では勝利しましたが、市長選では7戦全敗でした。特に那覇市長選では移設問題が支持の広がりを欠いた結果となり、「オール沖縄」は曲がり角に来ているとの指摘が出ています。このほか、8つの離島のサトウキビを原料として8つの味わいのラム酒づくりに挑戦している、老舗泡盛メーカー「瑞穂酒造」の奮闘も紹介します。
ラジオNIKKEIと日本経済新聞が連携して制作する地域にフォーカスした音声コンテンツをお届けします。農業や食をめぐる未来志向の取り組みを深掘りする番組「農(アグリ)のミライ」を隔週で掲載。日本経済新聞の支局・支社記者がご当地のとっておきの話題を解説する「支局記者が語る地域再生」のアーカイブもお聴き頂けます。
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