半導体M&A、九州企業に食指 取引関係・技術に照準
シリコンアイランド
全国の半導体関連企業が九州の中小企業をターゲットにM&A(合併・買収)を進めている。国内半導体産業が盛り返すなか、20世紀の「シリコンアイランド」時代から長年培ってきた大手との取引関係や技術力を取り込み、成長につなげる。九州の中小にとっても跡継ぎ不在の解消や技術を生かした事業拡大の契機となる。
「九州に製造拠点を確保しつつ、(チップを電子部品に組み立てる)後工程にも接点ができる」。東証プライム市

九州で「シリコンアイランド」復活に向けた動きが広がっています。半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出を機に、関連企業が九州に集まりつつあります。最新のニュースを伝えます。